黒の1日目
俺は坪田黒つぼたくろ17歳。時々超能力とか使えるけど、どこにでもいるような普通の高校2年生。男。
今日も俺は学校で授業を受けていた
先生「はーいこれわかる人〜」
黒「はぁい!」
先生「はい!黒君!」
黒「分かりません!」
この後、俺は部室に向かった。
そう、ベット部に。
部長「ベットぉぉぉぉぉ!」
黒「あ、部長!」
この人の名前は、別都部長ベットぶちょう高校3年生。ベット部の部長である。性別女子
口癖は、「フリーターになりてぇ」
部長「ベットぉぉぉぉぉ!」
黒「あぁ、良いですよ、ベット部らしいことしなくても、俺、先生じゃないですから。」
部長「あぁ、そうか、先生かと思った。」
と、そこで部員がもう1人、
天狐「ちーす」
こいつは土佐天狐とさてんこ
俺の一個下の後輩
黒「おぉ天狐、遅かったな。てっきり行きのバスに乗り遅れたか先生に呼び出されたか家に閉じ込められたか警察に捕まったか新薬の実験台にされてると思ったよ」
天狐「俺の行動範囲広いな‼︎」
黒「おぉ、相変わらずツッコミ寒いな」
天狐「誰のせいですか!」
部長「ベットぉぉぉぉぉ‼︎」
黒「部長、先生じゃないですよ。」
部長「あぁ、本当だ。」
天狐「部長、こんちは〜」
部長「ん?誰だ?」
天狐「あんたいつになったら俺の名前覚えてくれんすか⁉︎」
部長「すまん。ベットしか見えないんだ。」
天狐「あの…ずっと気になってたんですけど…ベットってなんですか?ずっと叫んでますけど…」
黒「天狐、それを聞いたらおしまいだ」
天狐「でも…」
黒「気にしないでおこう」
天狐「はい…」
部長「点呼ぉぉぉぉ!」
天狐「はい!」
部長「ちがう!点呼だぁ!」
黒「いぃぃち‼︎」
天狐「にぃぃぃ!」
部長「さぁぁぁん‼︎」
部長「異常なし!」
天狐「あの…これやる意味あるんですか?」
黒「あるだろ、お前影薄いし…」
天狐「俺の影の薄さってそこまで重症だったんですか…」
するとそこでまたドアが開く
部長「ベットぉぉぉぉぉぉ‼︎」
先生「ちがう‼︎そんな声じゃベットフロンティア優勝狙えないぞ‼︎」
部長「すいません‼︎」
先生「よし!次いけ‼︎」
部長「ベットぉぉぉぉぉぉ‼︎」
黒「さてと、こんな糞みたいな部活さぼるか」
俺がしているのは学校生活だけではない。実は俺には裏の顔がある。そう…誰にも真似できない、裏の顔が…
黒「いらっしゃいませ〜〜」
客「あ、ラーメン1つ!」
黒「はいよ!ラーメンいっちょ!」
店長「はいよぉ!」
そう、気付いている人もいるかもしれないが、俺は超能力者だ。だからこうして、世界の平和を守っている。
午後10時
店長「いやぁ、お疲れ〜はい、これ今月の給料のあめちゃん1000人分ね」
黒「わーいありがとうございます〜」
店長「いやぁ助かるよ〜この「ラーメン屋世界」の売り上げが上がるのも、黒君のおかげだからねぇ」
黒「いやそんなぁ、世界を守るのが俺の仕事ですから〜」
店長「それはそうと、こんなにたくさんの飴、どうするんだい?」
黒「あぁ俺、飴と人の血しか食べれないんで〜」
店長「あ、そうだったの。じゃあ木で付けられながら帰るんだよ。」
黒「は〜い」
こうして、帰り道。
黒「ん?誰かに木で付けられている?」
パッと振り向く。が、誰もいない。
黒「気のせいか」
?「御用だ御用だ!」
2発の黄色いものが飛んでくる。
黒「うわぁ!」
裁定「ひゃっひゃっひゃっ!引っかかったな!」
弱そうな奴だな。蹴ちらすか。
裁定「へっ!や…ぐぼぉ‼︎」
裁定が倒れこむ。が、必死に立ち上がる。
裁定「なんだと…!後ろを見せつつもその正確性に溢れ、45度から53度までのボーダーゾーンをうまく使いながら、さらに俺の急所である内臓半径2cmの硬い幕を粉々にし、さらには俺の死に追いやらないために回復魔法を脳みそに焼き付け、死ぬ事はさせずに痛みだけを味あわせやがっただとぉぉぉぉ⁉︎」
黒「ふんっ、次はないぜ」
裁定「恐れ入ったぜ!俺を子分にしてくれ」
黒「いやだ」
裁定「頼む!なんでも言う事聞くから!」
黒「じゃあ死ね」
裁定「へいっ!お安い御用です!ぐぼげぇぇ」
ドサッ
裁定は自分の舌を噛み切って死んだ。
黒「さて、帰るか」
俺は帰る。
そして、明日に向けてまた歩き出した。
完