表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

第1話~秘密と日常~

初めまして。あんだろっくといいます。

小説を書くのは昔からの趣味だったので、ここにこういった形で公開できて嬉しい限りです。


この小説には、少年漫画でよくあるくらいの性描写があります。

が、全年齢向けに書いていくのでよろしくお願いします。

ざわざわとした雑音、人の話し声。


それをシャットアウトするにはヘッドホンが一番だ。誰にも迷惑をかけず、誰の声も届かない。これほどいいものはないだろう。人類は素晴らしいものを発明してくれた。俺はそいつに今、心から感謝している。


五月蝿い教室を抜け出し、屋上にいる。元々友達はほとんどいないし、人とつるむのも性に合わない。


こうやって一人で大好きな音楽を聴いているほうがましだ。


ヘッドホンのスピーカーから流れるポップなリズム。それに沿ってラップや綺麗な高音が耳へ吸い込まれていく。音は盛り上がり、テンポアップ。バックのドラムが激しくなる。


音楽はいいなあ、と思った瞬間。


『…5秒後二、奴ガ来ル。』


マジかよ!


俺は寝転がっていた体を急いで立たせた。が。


「ミモリ~~~~ン!!!」

がばっ


遅かった。


後ろから抱き着いてきたのは、幼馴染の北上利己ほくじょうりこ。他人には天真爛漫純潔に見せかけておいて、本当は腹黒い、スタイルだけがいい女だ。


「またミモリン一人で音楽聴いてたの~?暗いぞっ☆」


そう言うと、満面の笑みで俺のヘッドホンを奪う。


「やめろリコ!ってか俺の名前は実盛拓斗さねもりたくとだ!」


リコは俺の苗字を「みもり」と読み間違えたあげく、「ミモリン」とかいう変な恥ずかしいあだ名を作り上げた。あいつはバカか!!


くそう…もう少し早く予知できていたら…。


「とにかくヘッドホン返しやがれ!」


@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


「ったく…。」


俺はやっと手に入れたヘッドホンを大事に抱きかかえた。


あいつには色々口実をつけて教室にかえした。


本当に戻ってきてよかった。マイヘッドホンよ。

これがないと未来予知ができないからな。


俺が能力を使えるようになったのは12歳の誕生日。父からもらったこれをつけた時からだ。


最初はこれのせいとは思っていなかったが、ヘッドホンのスピーカーから声が聞こえていることが分かり、あれからほとんど外したことはない。


とにかく、大切なものだ。


それを易々とこんな性悪に触らせてたまるか!


俺は握った拳を解いた。


…待てよ?


ここで一つの疑問が脳内をよぎる。


あいつは何で俺のところへ来たんだ?

わざわざ言いたいことでも……まさか!


キーンコーンカーンコーン


俺の予感は見事的中し、そして授業に遅刻した。


なんでこんな時にだけ力が発動しないんだっ…!


続く☆

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ