神官と会話
−−−−主人公−−−−
カナ「どうしてね〜弱さは要らないって言うのが僕の信条だからかな?」
神官「貴方、家族を殺したんですか?」
カナ「殺したよ、まあ二次被害みたいな物だけど、僕には必要が無かった産んでくれたのは感謝してるけどそれだけだよ」
神官「どうして殺したんですか?」
カナ「僕が居た世界でね王子が僕のことを婚約者にしようとしてね僕はそれが嫌だったら決闘で決めたんだけどゴネてくるからドラゴンを召喚して国ごと滅ぼした時に死んだ笑えるよね息子に殺されるなんて考えて無かったんだろうね」
神官「そんな酷いことを平然と言えるのですか?」
カナ「なんでだろうね〜僕は他人の死に対して興味がないからかな~」
神官「助けようとは思わないのですか?」
カナ「助けても何も無いから身内なら助けるけど」
神官「貴方を改心させないと」
カナ「駄目だよ~神という存在に頼り切ってる世界なんて人間は弱いんだから、神の加護とかあるだろうけど自分の力を使わないとすぐに死んじゃうよ」
神官「それでも」
カナ「うるさい、僕を改心とか馬鹿なこと言うなお前がいくら強くても僕には届かないそんなことを理解できないなら黙ってそこの死体でも見てなよ、悔しいだろうな〜助けられず眺めることしかできないでも仕方ないよね弱いんだから弱者は淘汰される当たり前でしょ?これ以上失いたくないなら強くなるしか無い、でどうする?」
神官「でも」
カナ「でもじゃない、僕が聞きたいのは知りたいか知りたくないか」
神官「聞きたいです」
王子「駄目だ!」
カナ「黙れよ、お前には聞いてないでしゃばってくるな」
王子「くっ!だが俺にはこの魔法がある!アイスランス!」
カナ「効くわけないじゃん、[百舌鳥]」
王子「グハッ!」
カナ「さて邪魔は消えた、教えてあげるよまずは魂を入手しないといけないけど」
神官「まさか……」
カナ「正解♪魂はこの場に存在しない僕なら持ってくることが可能だけど僕は教えるだけで持ってくることはないよ」
神官「持ってきてほしいです」
カナ「なんでそこまで家族を大事にするのかね〜よく分からないや」
神官「お願いします!持ってきてください」
カナ「う〜ん」
神官「何故迷うんですか!」
カナ「いずれ君達とは再会しそうだしここで憎しみを与えておいてもいいな〜って思ったわけ」
神官「なら、ホーリーカノン」
カナ「いいね〜武力で相手を従えるそれでこそ人間らしいだけど僕に攻撃は悪手だよ、久しぶりだよ、来いデュランダル」
神官「勝負です」




