王城に呼ばれる
−−−−主人公−−−−
カナ「揉め事も終わったから暇になった」
ギルマス「じゃあ仕事を手伝ってくれ」
カナ「それは無理どうせ受付とかさせてくるじゃん」
ギルマス「当たり前だろお前は顔がいいんだから受付をやらせたら依頼をすぐに消費してくれる」
カナ「あれは最悪だった鼻の下を伸ばした男どもが僕目当てでカウンターにくるしたまに鼻息荒くした変態もくるからほんとに最悪だった」
ギルマス「でもお前のおかげでギルドは手数料とか稼げてウハウハだぞ」
カナ「最低」
ギルマス「最終的に承諾したのはお前だぞ?」
カナ「それは暇だっかし興味があったからやっただけであんな気持ち悪い奴らが来るとは思ってなかった」
ギルマス「普段は少ないんだがな」
カナ「気持ち悪すぎて消してやろうかって思ったぐらい」
ギルマス「そんなこと言うなよ一応冒険者だぞ」
カナ「こればかりは割り切れないよ僕のことをつけてきた馬鹿もいるんだからこれだから厄介オタクは」
ギルマス「なんだ厄介オタクって?」
カナ「マナーがなってない阿呆どもの名称」
ギルマス「それはご愁傷さま」
カナ「あんな馬鹿の対応させるとか頭イカれてるんじゃない?」
ギルマス「おっとそのセリフはお前に言われたくないな」
カナ「僕がイカれてるって言いたいの?」
ギルマス「イカれてるだろ殺したやつを蘇生したあとまた殺すやつなんて」
カナ「いいかいギルマス、人って言うのはね力が急に強くなると自惚れる奴がほとんどだそんな馬鹿には恐怖と暴力が一番なんだよ」
ギルマス「会話でなんとかなるだろ」
カナ「ならないんだよ自分が上だって誤認してるから会話なんて成り立たないじゃあどうするか結局暴力が一番良い解決方法だから覚えておくといいよそれでも解決しないなら殺したら良い」
ギルマス「極論すぎないか?」
カナ「僕一人だからできることだよ国が関わると面倒くさくなる」
ギルマス「国は面倒だからな最近だと魔族より人間を責めようとしてる国もあるし」
カナ「馬鹿だね〜一旦魔族を消したほうが攻めやすくなるのに」
兵士「カナリアというものがここにいると聞いた!早く出てこい!」
カナ「はえ〜大変なことになった可哀想」
ギルマス「どの口が言ってんだか、すまんがこのギルドにカナリアなんて居ないぞ」
兵士「馬鹿を言うなこのギルドにいると聞いたんだ必ず居るだろ!」
まぁ僕の名前をカナで登録したからカナリアはいないことになってるし残念だったね
兵士「確かカナとも呼ばれていたらしいが」
ギルマス「カナってお前じゃなかったか?」
カナ「確かに僕だけどカナリアじゃないからわからない」
兵士「お前!」
カナ「なに?僕に何か用?」
兵士「お前がカナリアだな?」
カナ「違うよ僕はカナだよ」
兵士「一旦お前は王城まで来てもらう」
カナ「なんで?」
兵士「それはついてから話す」
カナ「ギルマスちょっと行ってくるね〜」
ギルマス「わかった」




