干渉する
会話のところを変えてみました読みづらい等は感想に書いてもらって、多かったら元の書き方に戻します
カナ「ゼウスちょっと世界に行ってくる」
ゼウス「何するの?」
カナ「勇者が一方的に強くなるのは面白くないから魔王と話してくる」
ゼウス「僕も行きたい!!!!」
カナ「いいよ、でも面白くないと思うよ」
ゼウス「旅行気分でついてくから」
さて行きますか
−−−−世界−−−−
僕とゼウスは王都に転移した。
カナ「久しぶりに来たな~」
ゼウス「こっちの世界だと2年経ってるからね」
カナ「でもやっぱり修繕は出来ないよね~」
ゼウス「あのドラゴンに虚無を付与したのは君だよ?」
カナ「手を抜いたのにこんなに壊れるとは思ってなかったから」
ゼウス「まぁそれほど強力なんだよ虚無は」
カナ「それを神格にするのは僕だけだから変
に使われることはないよ」
ゼウス「使う馬鹿はいるかもしれないよ?」
カナ「いたら消すから問題は無いよ」
ゼウス「それで魔王の所に行かないの?」
カナ「急ぐ必要無いでしょ?」
ゼウス「確かに」
カナ「まぁもう着いてるんだけどね」
「貴様どこから来た!!!!」
カナ「落ち着きなよ、君たち勇者が動いたから焦ってるけどあいつがここまで来るのに時間が掛かるから作戦の一つや二つぐらい練れるでしょ?」
「何故それを…」
カナ「何故ってそれぐらい知ってるだろ馬鹿じゃあるまいし、でも君に構ってる時間は無いから」
「おい!どこに」
カナ「決まってるじゃん城の中だよ」
「行かせることは出来ない」
カナ「それじゃ行ってくるね」
「おい!待っ」
−−−−城の中−−−−
魔王「クソ!勇者達の侵攻が止まらないどうすれば」
「魔王様勇者の食事に毒を仕込めばいいのでは」
「いや待て勇者以外の奴に毒を盛ればいいのでは?」
カナ「やぁやぁ皆さんはじめまして~僕はカナリア君たちに良いものを持ってきたよ」
「誰だ!」
カナ「話を聞いてない馬鹿は黙ってて、で?魔王僕の話を聞く?」
魔王「聞こう」
「いいのですか?」
魔王「少なくともマイナスにはならないだろう」
カナ「話が早くて助かるよ、僕は魔王に[魔物創造]をあげるよ」
魔王「理由は?」
カナ「勇者が一方的に強くなるのは面白くないから魔王にスキルを渡そうかなって」
魔王「対価は?」
カナ「要らないよ、そもそもここに来たのは魔王を強くするだけだし僕は勇者と魔王どちらが勝つのか知りたいだけ」
魔王「そうかそれでスキルの効果は?」
カナ「魔王のHPと引き換えに使った分のレベルの魔物が創造できる。魔王のHPが今50万だから49万9999レベルの魔物が創れるよ」
魔王「それは強すぎないか?」
カナ「まぁ大丈夫でしょあと[回復速度上昇]、[ステータス上限解除]はあげるよ」
魔王「そんなにくれるのか」
カナ「まあね僕は優しいから」
ゼウス「どの口が言ってるのか」
カナ「実際優しいでしょ?」
ゼウス「そうだけど、基本君は無責任で問題を起こすから最高神達はいつも悲鳴あげてるよ?」
カナ「へぇ~ウケる」
魔王「カナリアとやらお前はどうしてほしいんだ?」
カナ「どうもしなくていいよ、別に君に勇者に必ず勝てとは言わないし負けろとも言わないただ強いて言うなら僕を愉しませてね♪」
ゼウス「要件は終った!帰ろう」
カナ「じゃせいぜい僕を愉しませてから死んでね」
僕は神界に戻った。




