1 勇者魔王転生
連載始めたんでよろしくおねがいします
魔王城の中で一人の青年が考えていた。
『俺って友達いなくね〜!?・・・』
この世界には5つの種族がある。人族、ドワーフ族、エルフ族、獣人族、魔族。というか魔族はその他4種族とはかなり仲が悪く、世界大戦を何度かしている。で、その度に人間から勇者が現れて魔族をボコボコにするという繰り返しである。
だが今回は、特に戦争してないけれど何故か勇者が生まれた。その名も勇者ノエル。でも勇者の力は強大過ぎて周りから恐れられた。それによって付けられた勇者の異名は「魔王」。でもその勇者はまだ子供で、周りから怖がられるのは負担が大きすぎる。そこで勇者ノエルは世界を旅することに決めた。だが彼には、当時 世界最強と言われた古代竜デストルクティオンも雑魚のうちに入った。ので、神に対しても喧嘩を売った。勝負は一瞬で、そう、勇者の一振りで終わった。神をも倒した勇者ノエルは魔族領を散歩していると魔族の王(魔王)フーフレラと出会った、と思った瞬間
「新しい魔王はこの子で〜す」
『は?・・・』
フーフレラに魔王の座を明け渡された(というかフーフレラが面倒くさくなって勇者ノエルに押し付けただけ)だが、勇者ノエルは任された仕事は最後までやる男だ。この時点でノエルは勇者かつ魔王になった。だが、魔族領でもノエルの強さは恐ろしく、ノエルはボッチのままだったがノエルのチートのおかげで魔族領が世界で一番豊かかつ世界一広い領土の領地になった。これにより勇者ノエルは史上最強かつ史上最高の大魔王として記録された。
そのまま20年、冒頭になる。
ノエルは脱ボッチになるために新しい人生を送るということで転生した。
「バブ・・・」
『ん?赤ちゃんの鳴き声?あっ、そうか、俺転生したんだった。よし!今生は力を隠して友達をたくさん作るぞ!』
赤ちゃんのふっくらとした手を上げて僕は誓ったのだった。