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H

作者: 外天ハク

HのHは、変態(HENTAI)のHらしい


昔わざわざ何かで調べた覚えがある


きっと思春期の頃だろうか


夢中になるモノとしたら女の子だったり


エロだったり。勉強そっちのけで夢中に


なってた気がする


初恋もきっとこの時期だった。ちょうど


中学生の頃。クラスに好きな女の子ができた。


告白したくてわざわざ彼女が日直の朝に


頑張って早起きして教室で待ち伏せまでして


た。今でいうなら立派なストーカー。


誰も居ない教室で自分の席で寝たフリを


かましていた。そして彼女が来た。席に


プリントを配り始めた。自分の席にも配って


くれた。すぐそこまで来てくれたのに、ふたり


きりだったのに。結局勇気が足りず告白できず


そのまま卒業の日を迎えた。甘酸っぱい思い出


は忘れられない。それが青春だったり、Hakanai


思い出なのかもしれない。

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