表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
成り行きで異世界転生 〜チート能力、期限付き〜  作者: 乙坂創一
第二章『フロウザー家捜索』

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

70/113

第六十三話「必需品」

最近MBIT診断ってやつ流行ってるからやってみたらENFPってやつだった

「ふぅ… 食ったな〜」

「ね!」

皆は、満足気に店を出た。


「で、この後って何すんだったっけ」

色々な事が起こりすぎて、皆は当初の目的をすっかり忘れていた。

「あ、買い物! すっかり忘れてた」

いち早く思い出したのは悟だった。

「買い物っつっても、何を買うんだ?」

何回も洗った手を、更にウェットティッシュで念入りに拭きながら、トパーズが目を丸くする。

「ふふ…俺が待ちに待ってたものだよ」

壊斗は、ニヤニヤが止まらなかった。

「とりあえずここから離れよう。さっきの奴が隠れ潜んでるかも知れないから、出来るだけ人の多い所に…」

そう言って壊斗が大通りに出る事を勧めた。



辺りの散策も兼ねて暫く歩いていると、目的地の携帯ショップに到着した。ちなみに、円香については、未だ体調が優れず、乱子がおぶる事になった。

壊斗は入店するや否や、辺りを見て愕然とした。

「───は、どういう事…」

辺りを見渡しても携帯、ガラケーしか置いていない。店内どこを探しても、スマートフォンが見当たらない。

壊斗はダメ元で尋ねてみる事にした。

「すいません」

「はい、なんですか」

店員は無愛想にそう返事をした。

「スマートフォンって…あります?」

「…何ですか? それ」

店員の反応から察し、壊斗は潔く諦めた。

「いや、何でもないです。それより、携帯電話が欲しいんですが…」

「あ、はい。えっと───」

店員は壊斗達を端から端までゆっくりと見た。

「すいません、大人数で押しかけちゃって……」

「…いえ、大丈夫ですよ。今は他のお客様も居ませんし。お付き添いですかね?」

「いや、全員分欲しいんですけど」

「…え?」

店員はポカーンと口を開けた。



壊斗たちは、とりあえず席に着き、店員と話し合い、その中で勧められた通りに店内を見て回り、それぞれが自分の気に入った機種を選んで受付へと持って行った。だが、ここて一つ問題が現れた。

「お支払い方法はどうなさいますか? 金額が大きいので、先ほどご提示して頂いた身分証に加え、お客様本人の口座番号をお教え頂き、後日お振込み頂くか───」

「あ…」

壊斗は、十九歳にもなって携帯の契約というものをやった事が無かった。勝手が分からず、沈黙してしまった。当然、他の皆も分かるはずなく……

そんな中、トパーズは面倒臭そうに、店員に見えない様、テーブルの下で謎の光を発し、ケースを取り出した。

「これで良いだろ?」

ケースをテーブルの上に置いて中を開けて見せた。

「す、凄い大金…!」

無愛想な店員でも、流石に度肝を抜かれた顔をしていた。

「で、では。携帯電話が8台で、お会計が……四十万円ですね」

───そっか、共通紙幣だからジャーバルの金でも使えるのか

壊斗は心の中でそんな事を考えていた。



「ほら、起きろ」

壊斗たちは、眠たそうにしていた円香と昌幸の二人と、既に眠っていた乱子を起こし、店を後にした。

「さっきも言ったけど、通信料も不要でそのまま使い続けられるって……色々とすげぇな、ここ」

店員の話によると、携帯代さえ払えば、壊れるまで使い続けられるそうだ。

───この世界は勝手が違うんだったな。元の世界と似てるからごっちゃになっちまう…

そう思って壊斗は頭を悩ませた。

───そう言えば、携帯を買ったら芹沢さんに連絡するように言われてたな。今夜にでも電話をかけるか

壊斗はそんな事をぼ〜っと考えていると、円香が話し始めた。

「ごめん、途中でうとうとしちゃって。ちゃんと話聞けなかったんだけど、これって結局何に使うものなの?」

「簡単に言えば、どんなに遠く離れてても、これを使えば会話が出来るんだ」

「え…それって、ほんと!?」

「お、おう」

壊斗は、当然な事に感激された為、少し驚いた。

「じゃ、じゃあさ! 私向こうに行くから、試してみようよ! 本当に声が聞こえるのか!」

「はは、まぁ良いけど」

壊斗たちは、買ったばかりの携帯電話で大いにはしゃいだ。



次に壊斗たちは、車屋へ行った。エマルカは広いし、せっかく車があるのなら、使わない手は無い。

「結輝は免許も持ってたのか。すげぇな」

何事も優秀な結輝に、壊斗は先行の眼差しを浴びせた。

「エマルカに居る以上、車使えた方が何かと便利だしな」

壊斗たちは、車をゆっくりと見て回り、八人乗れる車の購入を決めた。暗い紫の様な色だった。



「今日一日で、だいぶ使っちまったな」

「でもよ、まだまだこんな残ってるぜ?」

「ほんと、円香の父さんには感謝だよな」

結輝の運転の中、車内で軽く談笑してきると、ある話題が浮上した。

「車買って荷物も置けるようになったしさ、せっかくだから服とか買っちゃう?」

「良いな。俺もそろそろ違うやつ着たかったとこだ」

運転席からも賛成の声が聞こえた。助手席に座っている乱子もノリノリだった。

壊斗たちは服屋に着き、服選びに勤しんだ。

最近Tiktokで「まつり」流行ってるよね。まぁ流行るのが遅すぎなくらい良い曲だから流行って当たり前だよね。次流行るの何かな? 予想は「キリがないから」「調子のっちゃって」辺り

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ