第三十ニ話「復活」
ツムツムジェダイルーク持ってないから友達のでやってみたけど楽しすぎる
早く復刻して欲しい
トパーズは縄を思い切り引き、銀髪の男を地面に叩きつけた。
「───ぐぇッ!!」
銀髪の男は、打ち付けられた衝撃で声を漏らす。
トパーズはドサッと膝をついて穴底に降り立った。
「テメェ! 良くも俺を地面に叩きつけやがったなッ!!」
銀髪の男は涙目になりながら大声で叫んだ。
「何だ 生きてんのか てっきり死んだもんだと思ってたが」
「クソ痛かったわ! ボケがッ!!」
銀髪の男はその場で地団駄を踏んだ。
「って、お前こそ!なんちゅう足してやがんだよォ!!」
爽やか目の男は半泣きで地に蹲り、足を労りながらそう言った。もう起き上がることは出来ないだろう。彼の足の骨は、完全にへし折れている。だが、それだけで済んで居る事は奇跡に近い。いや、奇跡等では無く、彼らの実力だろうか。
穴の深さは50メートルをゆうに超えている。それなのに三人の内、負傷者一名、残りはピンピンしている。
「テメェ……何でわざわざ降りてきた?」
褐色肌の男は頭を掻きむしりながらトパーズを睨む。彼も銀髪と同じくピンピンしている。
「……オメェらの足止めだ」
多少地面に打ち付けられる形にはなったものの、四人全員が無事に地上へ着地した。壊斗も乱雑に地面に叩きつけられたが、何故か二次被害を生むことは無く、地面を転がり、横たわった。
「───ッ!? 一体何が起こったんですか!? 」
昌幸は状況を飲み込めず、声を荒らげて叫び散らす。円香は絶句している。
「……ッ」
エメルは気まづそうに二人から目を逸らした。
「……うわ 酷い……」
昌幸は辺りを見渡し、思わず口を塞いだ。
周囲の建物が崩れ去り、地面には亀裂が入っている。まさに大被害。そしてそれを引き起こしたのは、紛うことなき壊斗であることは明確だった。
「……ハッ」
エメルは思い立ったかの様に壊斗の元へ駆け寄り、治癒能力をかけた。
「何をしてんですか!? その手から出てるものは何!?」
「説明は後でするから今は待ってて!」
壊斗は目を覚ました。
「……うぅん あれ……?」
「───カイトッ!!」
「エメル……? 俺は、一体……」
エメルは壊斗を抱きしめ、声を出して泣いた。
「良かった……良かったよぉ……ッ」
「おい……何だよこれ」
壊斗は周囲を見渡し、声を詰まらせた。
「工崎さん!! 大丈夫何ですか!?」
「大丈夫だけど!! 何があった!?」
「……工崎さんが倒れた瞬間、何故かこうなりました それより!建物の中に人が居るかも知れない!! 早く行きましょう!!」
「もう別に いいじゃない」
円香は昌幸の手首を掴み、そう言った。
「え…? どういう事だよ……」
「あの人達は私達が困ってる時、何かしてくれた? 誰か一人でも手を差し伸べてくれた? ……昌幸なんて理不尽な理由で蹴り飛ばされてたじゃない」
「別にそんなの関係ないじゃないかッ!! 大体この人達かどうかも分からないし!!」
「……」
「何で黙るんだよ!! ……もう 意味わかんないよ」
「……ふッ……うぅ…」
円香の目にジワジワと涙が浮かぶ。
「何泣いてんだよ……ねぇ 円香!!」
「ふ、二人とも……」
「辞めろッ!!!」
エメルが止めに入ろうとした時、壊斗が割って入った。
「こうなったのは 全部俺の責任だ エメル 建物の下敷きになってる人が居ないか見に行こう」
「う……うん でも、本当に大丈夫…?」
「あぁ 大丈夫!! 早く行くぞ!!」
二人は崩れた建物の所へ走り出した。
「僕も行きます!!」
「わ、私……どうすれば……」
「知らないよ 自分で決めなよ」
昌幸は円香を放って壊斗達の後を追った。
皆トパーズについて触れてなかったけど 目の前の事でいっぱいになっちゃってトパーズの事を考える余裕がなかったんだでしょうね




