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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

誰もいない

作者: 夜

初めまして夜です。

小説は趣味で書いていて子供でまだまだな

部分もありますがこれからも頑張ります。

『なぁユウタ!今度みんなで小学校に行こうって

 話しになったんだけど、行くよな?』

『もちろんだよユウスケ』

俺たちのクラスは明日小学校に行くことに、もちろん先生

の許可を得た、まぁ授業を見学に行くだけだけど、うちは小中一貫の学校だからこうなることは普通にあるらしい。

小学校は隣の旧校舎で、俺たちは中学校に入ってから一度も

入った人がいない。入れないわけではないみんな入り

たがらないんだ、何故なら俺たちが小6の頃ミユという女の

子が自殺した。理由は、クラスの女子にいじめられていた

という事がきっかけだ。もちろん厳重注意された。

親が泣き崩れていたのが今でも鮮明に思い出せる。

でも今年あの日から3年が経ちみんなで行くことにした。

『怖いよね〜』そんな声が辺り一面から聞こえた。

そんな気持ちで当時を迎えた。

『こんにちは!』小学生たちの元気な声が轟いている。

『良かった〜みんな元気で可愛いし!ね?ユウタ』

『そうだなユメ』 『仲良さそうだな!』

『うるさいぞ!ソウタ』

『じゃあそろそろ行くかみんな…』

『うん』

みんなの空気が一変した、

『みんなしっかり花束は持ってるか?じゃあ入るぞ』

クラスに入った瞬間俺たちはどこかわからないところにいた。

『おい全員いねーぞ!』

残ったのは、俺 ユウスケ ユメ ソウタ の4人だけだ。

『別々の場所に飛ばされたんじゃないかな?』

『本当か?ソウタ!』

『ユウスケ…ここおかしいぞ』

『昼間なのにやけに暗いよな』

『それもそうだけど、ここ改装される前の俺たちがいた

 旧校舎だ、しかもカレンダーには12月って書いてあるぜ』

『おい!12月ってあいつが死んだ月じゃねぇか』

『怖いよ〜!しかも丸がついてる日って』

俺たちはそれを見て驚愕した。丸がついてる日それは、

彼女が死んだ日だ。

『おい、ユウタお前の仮説が正しいならここは

 あいつが死んだ12月の旧校舎ってことか!?』

『いや、少し違う彼女が死んだ日に丸はしていなかった

 はずだ!だからここは誰かが意図して作った場所だ。』

『いや、ユウタ誰が作るんだよこんなの!』

『幽霊しか考えられないだろ?ミユが作ったんだ。』

『俺は信じないぞ!そんなの』

『ユウスケ、あんまりパニックになるな』

『相手の思うツボだ、だからまずは玄関を目指して

 外に出よう』

『悪い、そうだな』

『よし!行くか』


『おいやっぱ開かねぇよ!』 『窓もダメだよ!』

『裏口も多分ダメだろうな、なら屋上だ!』

『なんか誘われてる感じしかしないんだけどな』

『ソウタと同意見』 『でも行かなきゃ前に進まないだろ』

『行くぞー!』


『おい、なんか廊下長くねぇか?』

『まぁすぐ着いたらって考えだろ?』

『それだけ正解の道を歩んでるってことじゃない?』

『ポジティブすぎるだろ』

ガタ ゴト ! キイイイイイイイ! 

『なんの音?』 『みんな…後ろを振り返るな』

『走れーーー!』

『なんだよ急に!』 『聞いてればわかるだろ!』

『来てる!幽霊が後ろまで!』

『ふざけんなーーー!』

『キャッ!』 『どうした!何が起きたんだよ』

『助けて…いや』

『捕まったのかよ!』 『振り返るな!振り返れば』

『全員ここで捕まる!』 『いやーーー!』

『誰か助けてー!』

『みんな捕まったのかよ!』

『俺たちと違う場所に行った奴らも捕まったみたいだぞ!』

『そうだなユウスケ…クソが』

『悪い…みんな…ユウスケ…ソウタ』

グチャグチャ!

『奴らの人を襲う音がすぐそこで聞こえる』

『あと少しで…屋上だ』 『あと…少しで』

ただガムシャラに走った。

『見えた屋上のドア!』

『久しぶり…ユウタ』 『最後にミユに会うなんて…』

『ほら捕まって?』

俺は手を伸ばした。

ドン…

その瞬間俺は何も考えられなくなった。

突き落とされたミユに『なんで俺は何も…君にしてない!』

『そうだよユウタ君は何もしてくれなかったの、止めても

 くれなかったじゃん』

『嫌だ助けてくれー!』

『叫んでも助けてくれなかったじゃん』

『だから、死んで』


続いてのニュースです、学校で中学生32名が教室に入った

とたん心臓発作でなくなりました。


今ではあの学校は、廃校になり立ち入り禁止区域となった。

そしてあの学校には 


誰もいない


今回初めてホラーを書いて全然書き方怖がらせ方が

分からずホラーなのかわからない作品になってしまい

ましたが、楽しんでくれたら幸いです。

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