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(三)‐20

 インカムからチッチの声で「キャッ」と小さい悲鳴が聞こえた。

 ジョージは慌てて窓の外を見た。輸送船がステーションからゆっくりと離れていくのが見えた。

「チッチ、すぐ戻ってこい」

「ええ、わかっているわ」

 輸送船の船体を蹴って、チッチはステーションの方へ飛ぼうとした。しかし、蹴る力が足りなかったのか、チッチの体はその場に留まり、ステーションの方へは動いていかなかった。

 「チッチ、大丈夫か」というジョージの言葉に「ええ、足が滑って上手く蹴れなかったわ」とチッチは答えた。

 窓の外を見ると、少しづつ遠ざかる輸送船が見えた。その脇に、輸送船ほどの速度はないが、わずかにステーションから遠ざかりつつある宇宙服姿のチッチが見えた。


(続く)

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