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鬼の村  作者: 黒駒臣
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 閉じ込められてからどれだけ時間が過ぎたのだろう。暗闇の中では今が昼なのか夜なのかもわからない。

 目覚めた時、金属製の首輪をつけられ鎖で繋がれていることに気付いた。手足は自由だが頑丈な首輪を外すことができず、本当の自由はない。

 だるくて気分が悪かった。寝ていても起きていても身の置き所がない。

 あいつに何かを飲まされたせいだ。

 命に別条なかったとはいえ、戸惑いと怒りを覚える。

 寝かせた体を再び起こし、壁にもたれた。

 何も見えなかったがひんやりした空気と埃臭さで土蔵の中だとわかった。

 炎天下に繋がれるよりはましかと思ったが、状況の見える日差しの中と何も見えない真っ暗闇の中、どちらがいいのかもう一度考えてみる。

 どのみち危険な状況には違いない。

 ああ、こんなことになるとは思ってもみなかった。

 山登りで木村と出会ってしまったことがそもそも間違いだったのだ――


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