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異世界と俺と忘れられた世界   作者: 宮理 紅
3/6

―俺とアリスと城―

おはこんばんにちわ!宮理 紅です(*´ω`*)

今回は物語の最後のほうにアスファ×少女のその後を書いてみました!

よかったら最後まで見ていってくださいね♪

それでは、本編どうぞ―

俺は無様にも抵抗しようとしたが、少女とは思えないほどのパワーで引きずられる羽目になったので、きちんとついていくことにした。


それにしても、この少女は何なのだろう。


「おまえ・・だれだ?どうして俺のことを知ってる?」

それを聞いたロリは、にっこりと笑顔で答える。

「私からはおしえられないのですよ。」


まあ、あまり期待してたわけじゃないからいいんだが。

「せめてお前の名前ぐらい教えてくれないか?」

「・・・まあ、いいのですよ。私の名前はローランド・アリサなのですよ」

「そうか。で、アリサ、お前は今どこに向かっているんだ?」

「ご主人様のところなのですよ」

・・・・・・。

こんな小さな子にロリファッションを着せる主人とは、いったいどんなやつなんだろうか。


「そろそろつく頃なのですよ」

「え?」

アリサが住んでそうな御大層な屋敷なんて全く見えないのだが?

「手を握るのですよ」


「・・・は?」

「早くするのですよ。時間におくれちゃうです」

もういいや。おれは考える思考を放棄した。どうせもうなるようにしかならねえんだ。異世界なんて、そうたいしたもんじゃねえや・・・。そう思って俺はアリサと手を繋いだ。


「ちょっと我慢するのですよ」

「我慢?なにを・・・・」

途端に周りから風が吹き、あっという間にそれは見事な門となった。


「これを通るのですよ。」

俺はゴクリと唾をのむ。やっと楽しそうになってきたじゃないか。やっぱり異世界なんて捨てるもんじゃないな。


「先に入っていいのですよ。」

「ああ、ぜひそうさせてもらいたいね。」


そう言って俺はアリサより先に中に入る。すると、その中は、ネバネバした青色のゼリー状のものが広がっていて、だんだんと自分の体に浸透してくるような感じがする。


「うわっ・・気持ち悪」

「だからちょっと我慢するっていったのですよ。あともう少し待つです」


そういうとアリサは洋服のポケットから何やらごそごそと取り出そうとしている。

「・・・?なにやってるんだ?」

「家のカードキーをとろうとしているのですよ。」

「ふうん・・」


・・・こっちにもカードキーとかあるんだな。なんか魔法とかで開けるのかと思ってたぜ。

「着いたのですよ。」

「・・うわお・・・・」


もうそれはそれはとても大きい屋敷で、某ネズミ―ランドのホテルのような城だった。

こんな家にいったい誰が住んでいるのだろう?お手伝いさんとかいるんだろうな。あ、アリサがその1人なのか。


「んぅ・・・」

アリサが門に背伸びしてカードキーを近づける。しかし身長がとどかないようで、なかなか反応してくれないようだ。


「しかたねぇな・・ほらっよっと」

「わひゃあ!」

アリサはいきなり持ち上げられてびっくりしたようで、じたばたと足や手を振っている。


「持ち上げるのならそう言うのですよ!」

門が開いた後もじたばたとするアリスに一言。



「…白だったな」

「何を見たのデスッ!?」

バコチーンといい音が響き渡る。


目の前の色がまた薄れていく。

「・・また・・か・・よ・・」

俺こんなことで気を失うほど体弱かったけ?いやきっと体に疲れがたまってるんだろう。・・・多分そうだと信じたい・・。


♦    ♦    ♦    ♦    ♦    ♦    ♦    ♦    ♦    ♦    ♦  

「あらぁ~なんでミィだけ残ったのかしら~。ミィちゃんはアリスちゃんとは別の派閥でしょぉ~?」

「・・・・・別に。あんたに教える日必要はないわ。というか気安く私の名前を呼ばないでくれるかしら。」


さっきまで慧といっしょにいてミィと呼ばれた少女はごみに目を向けるような視線で吐き捨てた。

「アスファ、あんたごときが気安く呼べる名前じゃないのよ。」


とたんに強い風が吹き荒れる。普通は立っていられないほどの強風のはずなのだが、アスファは身じろぎ1つせずにニヤリと顔をゆがめ、


「そう~♪今の私ひとりじゃ分が悪いからひとまず退散ね~。また会いましょ?ミィちゃん?」


「チッ・・」

どういう仕組みなのか、その場には2人がいた痕跡など全く残さず人っ気ない路地裏に戻ったのだった。




どうでしたでしょうか?

感想や、ここはこうした方が良いというところがありましたら是非教えてください!

最後までありがとうございました(´▽`*)

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