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異世界と俺と忘れられた世界   作者: 宮理 紅
2/6

~俺と美少女とロリ~

おはこんばんにちわ!宮理 紅です(*´ω`*)

時間があったのでまた投稿してみました!

今回も気に入っていただけるとうれしいです♪


と、とりあえず逃げる?なにから??

疑問符が頭の中をくるくると回る。その疑問を少女(?)にぶつけようと、口を開いた瞬間、

ガツンッ

「つうっ!・・・・」


思いっきり首根っこをつかまれた。考えてみてほしい。

口を開いたまま首根っこをつかまれ、挙句に俺はけがも治っちゃいない。

痛いと叫ぼうにも思いっきり舌を噛んでしまったので間抜けな声を出すことしかできなかった。

「何ぼーっと突っ立てんのよ!はやくっ!」


とりあえず俺は少女に従うことにした。確かにここで突っ立っていてもどうしようもないしな。それに、誰だってガチムチ漢よりも目の前の少女についていったほうが得だって考えるだろう?


「ちっ・・」

後ろからアスファの舌打ちが聞こえた。アスファは、俺たちのあとをドスドスと鈍い音を立てながら追ってくる。


「次の角を右よ!」

俺たちは猛スピードで走り、その角を右に曲がる。

「あぶなっ!」

「わわっ・・!!」

「へ?おうっ・・!!」

急に出てきた誰かとぶつかってしまう。俺と一緒に走っていた少女は間一髪でよけれたようだ。


だが俺とその角から出てきたやつはそうもいかなかった。

2人仲良く路地裏にゴロゴロと転がっていく。暗くて顔がよく見えない。


・・・痛い。傷がものすごく痛い。そりゃこんなボロボロな体で走って転んだらそうなるよな。

せっかく異世界来たのに散々な目にあってる責任を誰かに押し付けようとも思いたくもなるが、そんなことをしたって何か変わるわけじゃあるまいし。というかぶつかったやつに謝んないと。


そう思って、立ち上がる。すると、

「見つけた・・!みつけたのですよっ!!!龍谷 慧!」

「は・・・??」

俺は今日何度目かわからないがまたしてもぽっかりと口を開ける。

その、不思議なことを言った彼女は、

日の入りの太陽のようにきらきらとしたストーレートの髪に、愛らしいフリルが重なったロリータ服を着ていた。もう全体からいい家の出身だというオーラが出ていた。出まくっていた。


こんな少女と会って俺が覚えてないはずがない。よってこの少女に名前を呼ばれる筋はない・・と思うのだが。

「はあ~~・・・やっとこれで私も報われるのですよ。それじゃあ、さっさとずらかるのですよ」

「は?」

意味が分からない。俺はもう一人の少女と逃げてる最中なんだぞ?


俺にどうしろ・・・最後まで言葉は続かなかった。なぜなら、

「さっさと―捕まえたいのでぇ、そのまま逃げないでくださいねぇ~」

・・・・・・。

「そこのロリ、慧を頼んだわよ。あいつの処理は私がしておくから。・・・ほかの派閥に取られるくらいならまだあんたのとこに取られたほうがましだわ・・まだ取り返せるしね。」

悔しそうに俺といっしょに逃げていた少女が言う。


派閥?とられる?何の話なんだ??


「ほら、いくのですよ」

「ちょっ、まっ・・・」







最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!

もしよかったら、感想とかを書いてもらえると作者が泣いて喜びますww


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