表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50/748

五話 スライムも最強の次に強い!

鬼巣山とかいて、きそうざん、です。

翌日


「うーし、今日こそはクエスト行けるぞー!」


ギルドの玄関前、大扉の前で葛葉は晴天の空に背伸びをし、目を焼いてくる太陽を手で隠す。

気持ちのいい朝で、気持ちのいい日だ。何で私は前世で外に出なかったのだろうか……と思ってしまうほどに、葛葉の心は綺麗な色に濯がれていた。

大通りを行き交う街の人々、人を乗せ荷物を載せて街道に向かったり街へ走り出したりする馬車。平和な日々が今日も始まりを告げる。


「葛葉さ〜ん!」


と大通りから聞こえてくる葛葉を呼ぶ声。

声の主は律だった。相変わらずの和風の軽装に後ろで二本に結われた漆黒の髪。本当に美少女にしか見えない。

ま、その実中身は借金背負ったりするような美少女だけども。


「おはよー」

「おはようございます!」

「元気いいねー」

「元気は全ての源ですからね!」


陽キャオーラで葛葉の陰キャオーラを打ち消してくる。こいう人物とは関わりたくはないのだが、何故かと律とは相性が良く一緒に居てたいと思えるのだ。


「今日は何のクエストなんですか?」

「はい、これ」

「おにそうやま?」

「鬼巣山ね。鬼、つまりゴブリンとか最弱の鬼モンスターが多く生息してる山だよ。中にはオーガ並みのも居るらしいけど」

「お、オーガ……」


この世界では最弱はスライムではなくゴブリンらしい。何もゴブリンだけではなくコボルトやら浪犬、人喰い花とかが最弱らしい。

逆にオーガとかは最強の一歩手前、知能が殺戮と生存本能しかないのにバチくそに強い。Lv.5以上の冒険者でも油断は禁物な相手だ。


「ま、鬼巣山には鬼人族も居るし。オーガは居ないよ」

「あ、あの鬼人が居るんですか⁉︎」

「う、うん。そんな食いつくこと?」

「当たり前じゃないですか! 極東の人間なら一度は会ってみたいという種族ですよ! 武を極め、刀をも極める種族なんですから!」

読んでいただき、ありがとうございます!

この世界の生態系ピラミッドの設定に迷ってます……。

人間のくらいをどの辺にしようかと。

あ、一番上はドラゴンです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ