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四話 旅に出てくの多いー

け、決して男キャラが邪魔って訳じゃ無いんだからね!

「――なら、あなた達皆さんも旅に出ては?」

「……え?」


唐突な律の提案に頬杖をしていた葛葉は顔を滑らせ、掌から落ちてしまいガク! と視界が揺れる。借金取リーダーも部下と顔を見合わせ、パチパチと瞬きを繰り返している。


「……え? だって、葛葉さんの弟子の人は強くなるために旅に出たんですよね?」

「う、うん。そう、だけど」

「なら、皆さんも強くなるために旅に出ればいいんです!」


律の言いたいことを整理しようにも、次々と律が会話を繋げてしまい、整理するいとまも無く追いつけない。

リーダーの方もどうやらそうらしい。


「……いや、一理あるな」


と律が最後まで言い切ってから三十秒。最初のほぼ、お前等はどっか行けよとしか取れない発言の衝撃から、すぐに立ち直り律の言いたい事を整理し理解したリーダーが顎に手を付けながら呟いた。


「姐さん!」

「な、何?」

「俺っ! いや、俺等は‼︎ 必ず強くなって戻ってきます!」

「う、うん」


席から立ち上がり、大声で宣誓みたいに言い始めたリーダーに、葛葉は少々引きながらもリーダーの意思を、覚悟を聞く。 


「その時には! どうか俺等を弟子でも何でも良いんで‼︎ 姐さんに着いていけるような、そんな関係にさせてください!」

「……お、おぉ。わ、分かったよ」


綺麗な礼に思わず驚き、食い気味で手を握って宣誓してきたリーダーに、ついつい了承してしまった。

葛葉が顔を縦に振ったことを確認すると、リーダーはありがとうございます! と何度も何度も頭を下げて言ってくる。

お、多いなこの展開。と思いつつも葛葉は自分の甘さに苦笑を漏らした。

読んでいただき、ありがとうございます!

文字数が少ない気が……。もっと話が濃くて面白いのを書けるように頑張ります!

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