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八話 やばいかな? やばくないよ、やばいよね?

今日はとっても早い!

気になった葛葉は急いで人影が入って行った路地裏へと入って行く。表は明るく楽しそうな雰囲気に包まれていたが、裏は全く180度ほど違った。薄暗い上に、背筋を逆撫されるかのような感覚、ひんやりとした空気に、葛葉は固唾を飲み込んだ。


「び、びっくりが無ければ平気……。うん、びっくりが無ければ」


びっくり系が大の苦手な葛葉は、胸に手を置きオドオドしながらも歩みを進めて行く。いつもの街なはずが、今はまるっきり違って感じる。


「裏路地なんか、あんまり入ったことないし……」


なんなら一回も入っていない気がした。そして暫く路地裏を進んで行くと、先ほどの人影が横道に逸れて行くのを、また視界の端に捉えた。


「こんな路地裏に、何かあるのかな?」


サササと影が入って行った横道に近づき、壁を背にして顔を横道へ向ける。


「……な、にあれ」


そこで葛葉は衝撃的な物を見て、絶句しながらも喉から声をひり出した。奥の奥には真っ昼間だと言うのに、ピカピカとピンク色に光る看板が掛けられた店があった。


「『今日見る夢は、淫夢』? 『ようこそ淫夢店へ』……って、正気なの?」


看板に書かれている文字は絶対に人がいる所では音読出来ないような内容だった。

確かにあの店構えとキャッチコピーでは、大通りに構えることなど出来ないだろう。……ってか、なんかどっかのアニメでこう言うのあったな⁉︎


「……ってあれ、あの人は! …………名無しの先輩冒険者さん!」


そんな店の入り口の前に立っている、人影。それは、ワイバーン戦でも、鬼丸主催のギルドでの宴で葛葉と話したりと、ネームドでは無いと言うのに、立ち位置がネームドっぽい先輩冒険者だった。その隣には見覚えのない冒険者が立っていた。


「あ〜なるほどね」


大体察しはついた葛葉が、首を縦に首肯して、音を殺しながら先輩冒険者達の下へと向かって行く。

そして、かなり近づいたころ、二人の話し声が聞こえて来た。

読んで頂き、ありがとうございます‼︎

いやぁ〜お昼からお盛んですね!

そしてそして、この店を営んでいるのはもちろんサキュバスです! 多分全員、マイクロビキニを着て接客しますよ。……葛葉にも来てもらいたいn……。

おぼじろがっだら、ブッグマーグと評価をおねがいじまず‼︎

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