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十五話 弾幕はパワー。

今回は少なくてすみません!

凄まじい銃声と、空薬莢が落ちる音が響き、仮面の人物が座っていた椅子を粉々に粉砕し、砂塵を舞わせる。


「はははー‼︎ 思った以上にヤッベェ‼︎ 反動で腕持ってかれそー‼︎」


想像で自身の肉体を強化しているとは言え、機関銃を片膝立ちの状態で撃ちまくるのは流石にカバー出来ないようで、歯を食い縛り、一生懸命照準を合わせる。葛葉が創造したのは――第二次世界大戦中にナチスドイツによって作られたMG42、別名ヒトラーの電鋸と言われる汎用機関銃だった。この武器の最たる強さは、別名のように人体を切り刻む威力と連射力。そして聞いたことがあるであろう、ノルマンディー上陸作戦で、米兵を血祭りに上げ、海をビーチを文字通り血の海にした、最恐最悪の武器だった。


「ふははは! やっぱり7.92ミリは最高だぜ、全くよぉ‼︎」


もはや悪役とかしている葛葉は、トリガーを引く指を緩めず、MG42を撃ち続ける。だが無限に打てる訳なく、銃身も熱くなってきた頃、カチッカチッと音が鳴り銃声が止んだ。


「えっ?」

『数撃ちゃ当たるってか? 俺はずっとお前の後ろに居たけどな』


そう声が聞こえたのと同時だった。

後ろから腹を突き破られる痛みがし、瞬時にその痛みが燃えるように熱くなった。実際に、腹の傷は燃やされ塞がれていた。


「――がぁっ⁉︎ ……う、ぐっ、かはっ!」


血が沸騰し、内臓が炙られ、痛みで目がチカチカし、意識を保つのもやっとだった。だが、葛葉は猛る怒りを力に変え、手放さなかったMG42を仮面の人物に向け、片手で引き金を引いた。

読んで頂き、ありがとうございます‼︎

前書きの通り、今日は忙しかったので少なめです。次回からは多めにしますので、これからも是非読んで頂けるとうれしいです。

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