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少女妄想幸福日記  作者: ハル
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八人目


「ねぇ、今日記念日なんだけど!」

「ふぅん。で?」


出た。いつもの。


「せっかくの記念日なんだから何かしようよ!」

「やだよ」


いつもの会話。


「記念日だから何かするの嫌なんだよね。それって普段を大切にしてない感じがしてさ」


いつもの理論。テレビを見ながら夫が話す屁理屈に私はため息をつく。


「そういってもう何年経つと思ってるの!?」

「何年?」

「10年よ!もう10年もなにもしてくれてない!」

「うるせぇな」


その時何かがきれる音がした。


「分かりました」

「ようやくか?」

「そこまでいうなら祝うに相応しい記念日を作ってあげます」

「はぁ?だからさ……何これ?」

「離婚届」


まったく。馬鹿みたいだ。こんな男のために10年も無駄にした。


今日は記念日。新しい私が生まれた日。


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