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少女妄想幸福日記  作者: ハル
53/84

五十三人目


大工。それは男の職。そう思われがちだが、間違ってはいない。


「おい!なんで女がここにいやがる!」

「うるせぇ!腕はお前よりも上だ!」

「んだとごらぁ!!」


今日も今日とてクソみたいな会話をする。いつまで経っても私は認められない。


私よりも腕が悪い男、私よりも鈍臭い男、男、男、男。


「おい!いつなったら私を認めんだジジイ!」

「るせぇぞ!女は認めねぇ!」

「……話になんねぇな」


誰がこの事務所を支えてると思ってんだ。

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