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三十四人目
もう何人目だろうか。
あと何回恋愛相談に乗ればいいのだろうか。
「でさ!重くて無理って!ひどくない!?」
「はいはい」
「何その反応〜!」
ファミレスで泣きながら私に愚痴るあなたはとても輝いている。
「本当さ、やってらんないよ!」
「ふふふ」
「何笑ってんの!?」
「いや、別に?」
いけない。思わず顔に出てしまっていた。
「もうさ、恋人作るのやめたら?」
「ぜっっっっっったいにやだ!」
「なんで?」
「分からないの!?私の青春はイケメンの彼氏がいて成り立つの!」
「そーですか」
はぁ……私だったら絶対に悲しませないのに。




