【32】王の就任と魔王の誕生
『実は前々から魔王にするなら、こいつだなって決めてる奴が居るんだ。
ウラン!お前だよ。
魔王として神の眷属になれば色々と、俺にもお前ら魔人族にもメリットがあるんだよ。
先ず、神の眷属だから暴走できない。
それと、各部族に王を作るのは簡単だけど、魔人族と神では元々の波動が違うから、王にするためのエネルギーが違うんだよね。
だからこれを使えば魔人族からも魔王ができるって訳。
各部族にも言えることだけど、王になったからって何も変えなくていい。
【皆仲良く手を取り合い種族繁栄】が俺の目的だから別段何も変わらないよ。変わるとしたら……
王は皆、神の眷属だけど他の者は王に仕える事くらいかな……
そして国を豊かにすればいいんじゃないの?
国家間で足りない所は補いあって助け合う。
それこそが世界のあるべき姿と思う。
それとある程度の部族は合併させるぞ。
『この世界に遂に本物の神様が来たのか……
長かった、ここまで本当に長かった』
『おいおい、物語の終わりみたいな事言うなよ。
始まりだよ!
今まで国境がなかった為に、縄張り争いを続けた無駄を無くすためだ。
では発表するよ。
リザードマン→【ソール王】』
『俺だったー!よっしゃー!頑張るぜー!』
『うるせーな!
空気読めよ!アホトカゲ!
あーもう!最初から行くぞ!!』
<蜥蜴人族→【ソール王】獣人族→【ラスク王】(犬人族含む)
ドワーフ族→【ゲイト王】エルフ族→【スレイ女王】
竜人族→【レイグ王】守護族→【パン太郎王】(オーク含む)
魔人族改め魔王軍→魔王【ウラン女王】(オーガ含む)>
『王の就任と魔王誕生は以上だ。
動きとしては変わらないが、これからは各王の指示に従ってくれ。各王は俺の眷属だが王自身も自分の眷属を作ることを許す。
リコピンは奏汰の侍従として戻ってきなさい。
エルフはスレイさんの場所に行きなさい。
元々エルフが住んでいた所だ。
ん?
さっき空気読まず騒いでしまったから、嫁さんに起こられてるなぁ、いいきみだよ……まったく。
まだ戦争になるかどうかもわからんが人間の国を中心に────
リザードマン、獣人族、魔王軍、守護族。
この武闘派集団で周囲を囲むように国を築け。
それぞれの特性にあった、初期工事は済ませてあるから後は任せた。
ドワーフはこのまま城付近に居てくれても構わんよ。
エルフと竜人は俺が今更話さなくてもいいから省略するよ。
あと、ボンクお前は人間街に戻れ、変な動きしたら即殺す』
まぁウランの魔印と俺の神印があるから命令に逆らえないけどね。
『偵察任務をくれてやる。
さて今日は皆の就任祝いと、取り返した家族の宴にしよう』
相変わらずソールは…
彼らしさがウザいという現象ですw
大した小説でもないのに
いつも読んでくれてる皆様、本当に感謝しています(._.)
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