表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/76

【13】ソールの結婚

1章は健汰を神にさせるのが目的の旅でした

2章から神となって、どう生きていくのかを

書いていきたいです。


 城に戻ると相変わらずソールが求愛ダンスをしていた。


『これ誰に向けてやってんだろ……なんかもう、こえーわ』


『おー!健汰!戻ったか!神になったようだな。

 だか俺は今まで通り接するぞ!

 眷属にしてもらったが、途中で切り替えるなんて器用な真似は俺には出来んからな。ハッハッハッハ』


『妾も変わらず接するぞ。

 眷属になったけど友達だからね』



 ソールとウランは眷属ではなかったが神になったことにより神の悪戯なのか、眷属になっていた。


『ありがとう。そうしてくれ』



 やっぱりこいつらは根がいい奴だ。

<主と呼ぶ者><殿と呼ぶ者><神と呼ぶ者><名前で呼んでくれる奴>まぁ好きに呼ぶがいいさ……俺は俺だからね。


『ソール、そう言えば言ってなかったっけ?

 直の眷属になった者は子が作れんことを、同じ眷属同士なら可能かもしれんが……』


『き、き、き、聞いておらんぞ!

 えぇぇぇぇぇぇー!!俺このまま独身童貞のまま?』


『だって寿命が違うし。

 それに、ほら俺……神にもなったし……いよいよ無理かもなー』


『困るぞ!絶対嫌だ!

 あー!!いぃぃーやぁぁーだぁぁー!!

 どうしろってんだよぉぉぉぉー!!』


『うるせーわ!ちっ!しゃーねーなー』


 健汰は魔方陣を開いた。


『おい!ソール!理想は?』


『おしとやかで、きれいな子で、頭がいい子だ』


『理想高すぎだろ!』


『えーと、設定……

 綺麗で、ソールを尻に敷く恐妻で、一般常識が備わってる子。

【神の名の元に命ずる】

 これより誕生した瞬間より、ソールの妻となり子を設けよ。

 レベル100。

 名を【メレン】とする、出ろ!』


『此度は産まれさせていただき厚く御礼申し上げます。

 神様……これよりはソール殿の妻となり、ソール殿を支えて行く所存です』


『そうしなさい。2人で幸せになりなさい。

 おい!ソール!

 この子はメレンで俺の眷属だ。

 この子がお前の妻になる。いいだろ?』


『おぉぉぉぉー!

 完璧じゃないかぁー!勿論だ!

 メレンか、よろしく頼む!これで童て………』


 突然メレンにビンタされたソール。


『え?』


『旦那様!節操が無さすぎます!

 これからは厳しくいきますからね!』


『健汰!話が違うぞ!

 おしとやかじゃない!怖いじゃないかー!』


『お前の嫁さんが、おしとやかだったら、お前はアホのままだから……却下した』


『嘘だぁぁぁぁー!!!!』


 メレンに引きずられて家に連れていかれた。


『……うん。これでいいや……

 愛あれば変わるだろう……多分』


『妾はまだ1人でいいやー……』


 怯えるように逃げていくウランであった。


あいつには

あのくらいの恐妻じゃないとダメです

バカすぎますからw


感想頂いたら返信します☆

ブックマークお願いします(._.)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

無価値と言われた人間が異世界では絶対必須でした

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ