誰でも書ける『ウケる』エッセイの書き方
どうも!中々中こと、フェフオウフコポォです。
連載してるヤツの続きを書いていたのですが集中が続かず、なんとなく脇道に逸れて思いつくままに書きなぐりたくなったので、とりあえずエッセイを書いてます!
いやぁ、連載の続きを書くのって楽しいです。楽しいんですが、心のどこかで義務感のようなモノが、どーーーしても沸いてきてしまうんですよね……で、エッセイとかだと、そんな義務感が沸かずに適当に思いつくままに書けるので書くだけで気持ちよくストレス解消になるのです。もちろんちゃんとストレス発散したら後で連載も書くよー!
さて、はじめにいつもの定型句っぽいものを!
私が記す内容に関しましては、あくまでもエッセイで、ただの思い付きです。
個人の主観で感じるまま書き綴ったモノであり特定の事項を断定したりするわけではなく、純粋に『私はこう思った』という程度のものでしかありません。誰かの意見を否定する気もありませんし、内容によっては書いても仕方がないことを述べる愚痴のようなモノもままありますので、どうぞその旨ご了承を宜しくお願い申し上げます。
さて適当に書きますよー! いやっふー! かーいほーうかーん!
まぁ、あまりに適当適当と連呼していると、それはそれで失礼かと思いますので、ちょっとフォローさせていただきますと、エッセイで書きたいテーマとかは、日々ぼんやりと過ごす中で「あ~、こんなこと書きたいなぁ~」とか思いつく度に、うっすらと頭にストックされていて、まー、結構な数が溜まっていたりします。
ですので、適当は「テキトーに書く」のではなく、ちょうど今の気分で書くのに合いそうなヤツをストックから選ぶという意味合いですので、どうぞご寛恕くださいませ。
さて、言い訳連呼も飽き飽きかと思いますので、早速ストックから楽しく書けそうなものを掘り出してみます。
うーん。
では、今日のテーマは、これまでに色々とエッセイを書いてきて感じたこと! 作者視点から考える『ウケるエッセイとは何か』について書いてみようと思います!
こう書くと、さも『わたしィー、ウケるエッセイが書けるんですぅっ!』とでも言いたげで甚だ偉そうな感じがしないでもないですが、すみません。そんな意図はほぼありません。爪の垢程度しかありません。ありましたね。
まぁ爪の垢といいますのも、私、これまで一度の退会を含め、だいたい40回以上は小説家になろうでエッセイを投稿してきておりまして、ありがたいことに、その内のいくつかを総合ランキングに乗るくらいに評価していただいたことがあるのです。
ですので、その『「評価されたエッセイ」と「評価されないエッセイ」の差』がどこにあるのか実績を基にして考えてみようと思った次第でございます。
推測、推論よりも経験から考える事の方が実があると思っておりますので、どうぞ爪の垢程度の傲慢さはご容赦くださいませ。
それに、もしかすると、このエッセイを読むと、読んでくれた方が評価したくなるようなエッセイが書けるようになるかもしれませんし!
いや、むしろ、これまで一度も小説家になろうに投稿したことがないけれど、これなら私も書けるかも! と思って投稿してみてくれる人が出てきてくれるかもしれませんしっ!
うん! 基本的に完結済みランキングとエッセイランキングしか見ない私としてはエッセイストが増えてくれたら超嬉しいっ! エッセイスト増えてー!
よーし! そんな野望の為にも、『ウケるエッセイが何か』を考えるぞー!
……まぁ、序破急が信条の私。
もう結論は出ておりますので、私のこれまでの投稿から判断するウケるエッセイとは何かの結論を書きます。
私の経験から小説家になろうで『ウケるエッセイ』は2つのパターンがあると考えています。
一つは『流行に乗る』
そして、もう一つは『自分を切り売りする』
この2つ。
『流行に乗る』
これは、その時の流行りについて思うままに記すだけ。流行りなので、そこそこの反応をしてくださる読者の方がいると思いますので、一定の評価が得られやすいでしょう。
ただ私は、この『流行に乗る』のは押しません。
というのも流行に乗るのは諸刃の剣のようなものだと思っているからです。流行ばかりを追うと、その記されたエッセイは書いている『人』を読んでいるのか、それとも『流行』を読んでいるのか分からなくなる気がするのです。これでは折角のエッセイの魅力がどこに占められているのかわかりません。いえ、エッセイの魅力自体が、ほぼ『流行』で占められることでしょう。
……まぁ、これは建前で、本音のところでは私自身が一度流行にのって嫌な思いをしたことがあるのが大きいです。
その時の燃えあがる気分のまま「複数アカウント批判エッセイ」を記したことがあり、結果として、総合ランキング上位に打ち上げられてしまい、多くの反響をいただきすぎて小説家になろう自体が嫌になってしまいました。
これは流行に乗ることが、どんなことかを考えもせず感情のままに書き綴り投稿した私が悪かった。思うことはあっても結論としては、まさに自業自得。これに尽きる。
エッセイを書く。書いて『投稿する』ということは衆目に触れるということ。衆目に触れた後、投稿したエッセイは一人歩きします。流行が半端じゃない熱を持っていれば、その影響も予想を超える程に大きい。
こと小説家になろうにおいては読んでくださった方に感想をいただける機能があるのだから、その機能を使うことは推奨されている。だから利用規約に反しないものであれば、どんな感想でも送るのは自由。エッセイを投稿するのも自由だし、それに対してどう思うかも自由。ここを忘れてはいけなかったのだ。
……と、まぁ、こんな経験をしたので、私はその時の流行を追うエッセイではなく、次の方。
『自分を切り売りする』
このエッセイの書き方を押します。
この『自分を切り売り』という文字を見ると、身を切って痛い思いをするというようなイメージを持ってしまうかもしれませんが、そんな重いものではありません。
もっと気楽な言葉で言い換えるならば『ちゃんと自分を見せる』が相応しいかもしれません。
では、どういう風に見せる。切り売りするかといえば、実際の例がわかりやすいですね。
私が自分を切り売りして記し評価されたエッセイの代表は
「ダイエットの為に作った『おからクッキー』で、私の尻が散った日。」
このエッセイの詳しい内容については上にあるエッセイリンクから、ご確認いただけたらと思うのですが、要は、おからクッキーを作って食べて尻が死んだ話です。
本当に辛い死に様でしたが、その散り様を一人にでも多く知っていただきたいという思いで記しました。
なんで自分の尻がここまで痛いのかと! どこまでもトイレが怖いと! それを知っていただきたかった。そんなエッセイ。
このエッセイが、かなりの評価をいただいたのです。
これまでの他のエッセイよりも爆発的に評価され、投稿から1年以上たっているのに未だ1日100以上のユニークアクセスを頂けている。そんな評価をいただけているエッセイ。
書いた本人である私自身、このエッセイを書いた時と、その他のエッセイを書いた時に明確な差があったのを覚えています。
それは『リアリティ』
なにしろ書いているその時も尻が裂けていた。痛かった。腹がパンパンだった。おからなんて二度とごめんだと思っていた。そんな思考のまま、思うままに書きなぐっていたのですから。
他のエッセイでは、もっと思考し読みやすさを考えて丁寧に書いていました。
おからの時は、もうね、ただ「んっほぉぉおお!」ですよ。
実際んっほぉおぉ!って文中でも書いてました。普通の思考だったら書かなかったですよ。
この差。
この差から分かること。
私は凡人です。文才もありません。学もありません。
ないない尽くしのくせに、そのくせ無駄にプライドはあったりします。厄介です。
でも、この時は「人に伝えたい!」と「知ってくれ!」「助けてくれ!」「慰めてくれ!」という気持ちだけだった。それだけの気持ちで書いていた。
あまりに知ってほしすぎて無駄にあるプライドを捨てて「誰かきいてくれよぉーーー!」と、心のままに書き殴った。
恥を捨てたのだ。
尻を晒したのだ。
客観的にエッセイを分析すれば、このエッセイは『実体験』のレポートでしかありません。
ですが「すね毛という存在」というエッセイでも、私は半身だけ脱毛し、それを記しましたが、同じレポートなのに、その評価には大きな差があります。
そう。人とは、知らないことを知りたいのです! 未知を探求したいのです!
普通であれば隠すようなこと、隠れてしまうようなことこそ知りたいのです!
隠されていること! 隠したいこと程、読みたいのです!
書く方にしてみれば、この隠してしまいたいことを書くというのは、どうしても恥ずかしい。とても恥ずかしい。書きたくない。
だからこそ、恥ずかしいという感情ごと、自分を切り売りする。
なぜなら、その『恥ずかしい』にこそ価値があるから。
読んでいる方がエッセイに記されている作者の状態を容易に想像できるよう、熱量をもって、自分を晒す! ここに圧倒的「リアリティ」が生まれる!
上辺を撫でるだけの物よりも、リアリティのある芯に迫った物の方が面白いのは当然のこと。
そして読んでみて、面白いと感じてしまったら人は自然と評価したくなる。
さぁ、自分のプライドを切り捨てて、
恥をかき、恥を書きましょう! これだけで、きっとあなたのエッセイは評価されますっ!
大丈夫。私たちは、どれだけ自分を切り売りしようとも、人間ですから、ちゃんと治ります。身バレさえしてなければ、治った部分をまた切って売れます。永久機関です。問題なし!
さぁ! あなたも思い切って恥ずかしい体験を書いてみようじゃないですか!
読者の方はそれを待ってますよ! 私も待ってます! なぁに、いつの間にか快感になってるから大丈夫大丈夫! 大丈夫! とりあえず恥ずかしかったことを書いてみよ! ねっ! レッツ羞恥プレイ!