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使い魔GO! ~元中年を添えて~  作者: 三流(茶川堅治)
序章
4/54

すごいぞうさぎさん①

 「さて」と一言つぶやいてから誰もいないリビングで「使い魔入門)」を開き読み進めていく。


『優れた術者は、使い魔の能力が使えるようになる。だがこれにはある程度の信頼が必要であり、そのうえ自分ができなかったことへの慣れや、能力のコントロールなどやることが増えてしまい、自分自身の鍛錬がおろそかになりがちになるので注意すること』


「ほーん、使い魔の能力が使えるようになんのか。すげーじゃん」と考えながら「うん?」と何かが引っ掛かる・・・。


「使い魔の能力・・・・・・アレ?能力・・・?能力とな?」とぶつぶつ呟くバカが一人。


「!!!!!!!」優人の脳内に電流走る!


「こいつ!!!!!!!ただの!!!!!!!!うさぎさんじゃねぇか!!!!!!!」


「!」ビク!


 そうなのだ、この白い毛並みのウサギは魔物でも幻獣でもなくただのウサギ目ウサギ科ノウサギ属に分類されるただ普通の野生のウサギである。


「どどどどどないせーちゅうねん!」彼の人生で二度目の嵐が吹き荒れていた!


 どうする優人!負けるな優人!滑稽だぞ優人!


 そんな一人あたふたしている哀れで愚かなご主人を眺めながら、白玉も一緒になってあたふたしていた。


 白玉の、そして優人の受難はまだ始まったばかり・・・・・・・・・・・・


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