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第45話、同性愛のレ○プマン。

物乞い少年の家の前に着いた。


とりあえず俺は、叫んでみた。

「金返せ!」


玄関ドアが少し開いて、少年が顔を出した。

「金はないよ。全部使ったから」


「嘘だ!」 

鬼気迫る視線で、俺はそう叫んだ。


だって、少年の服はボロボロ。

家は外も中もオンボロ。


ルルナから取った5500Gがあれば、

新築の一軒家が買えるんだぞ。


こいつ、絶対に金を隠してやがる。


「家宅捜索だ」

俺はそう宣言すると、

刑事ばりに、ずかずかと家の中に入った。 


まず金を、ついでにBL本を探した。

 

BL本はすぐに見つかった。

即座に、こっそりズボンの中に入れる。


多分、金は奥の部屋(錠前付き)にあると

思われるが、


「今日のところはこれで勘弁してやる」

俺はそう言って、退散を計った。


だがさ。

ルルナに捕まっちゃった。


「姫騎士道その137。

 姫騎士は泥棒を絶対に許さない」


そう言われて、

ルルナにBL本を取り上げられちゃった。

 

ルルナはBL本を開くと、ジト目で言った。

「ウン公さん、貴方、こんな趣味が……」


ああ、ルルナの視線が痛い。

「お前、変態だったんだな……」


うるせえ、グレグレ少年。


それにお前、

物乞いしてた時と全然口調が違うな。


なけなしのウンコの名誉を守るため、

正直に全てを話すことにした。


「これは神の物だ。

 神から返せと言われたから、

 俺は取りに行ったんだ」


「まさか、あの高潔な神様が……」

ルルナはそう言って、絶句した。


「俺、もう神を信じない……」

物乞い少年もそう言って。絶句した。


ぷぷぷ。

神の威信はだだ下がり。


ざまあみろ。全部お前が悪いんだ。


俺は外に出て、真っ暗な空に向けて叫んだ。

「そうですよね! 神様!」


返事として、ぶっとい雷が落ちてきた。


俺は即座に瀕死。


しゃべれなくなっちゃった。


それをいいことに神の野郎。

天空から好き放題言いやがった。


「あれは私のものではない。

 ウン公のものだ。


 あの本は本来、

 多様性とジェンダーと

 性的マイノリティーを学ぶものとして、

 婦女子がたしなむべき教養として

 作られた本だが、


 ウン公はそれを凌辱目線で楽しんでいる。

 全く最低な男だ、性癖も腐りきっている。

 

 だから、職業がウンコなのだ」


「納得しました。失望しました。

 さようなら、ウン公さん」

ルルナは去っていった。


「同情の余地もねえな。ケッ」

少年も去っていった。


今の俺の社会的ポジション。


職業ウンコ、

同性愛のレ○プマン。

 

もう、死んだ方がマシだよね。


やっぱ、俺の人生、

鬼舞○さんより、『無惨』だわ


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