第41話 神様から褒美をもらう。
神様、助けて。
と思っていたら、天から声が聞こえてきた。
「姫騎士ルルナよ。
エクスカリバーを返すのじゃ」
ナイス幼女。
だが、ルルナは神も恐れぬバカだった。
「嫌です。返すなら、
ウン公さんを元の世界にお返しします」
ナイスバカ。
よし、これで帰れるぞ。
と思ったんだけどさ。
「ウンコは返品不可だ」
幼女はそう即答した後、厳格に告げた。
「返さなければ、エクスカリバーを破壊するぞ」
ルルナは悲痛に叫んだ。
「やめて、壊すなら、
ウン公さんを木っ端微塵に破壊してください!」
おい、人権より聖剣かよ!
「気持ちはわかる」と神様。
なら、神様、ウンコの気持ちもわかってよ!
「なので、代わりの剣を授けよう。
今から告げる2つの中から、選ぶがよい」
ルルナの目がキラキラしだした。
「その2つとは、どんなのですか、神様?」
「超カッコいい鉄の剣と、
超カッコ悪いミスリルウンコブレードじゃ」
ルルナは即答した。
「超カッコいい鉄の剣でお願いします」
俺は今瀕死でさ。
突っ込む体力はおろか、
一言も発する気力もないんだけどさ。
「ウン公よ。忘れていたが、
魔王ケルベロスを倒した褒美をやろう」
幼女がそう言ったので、
俺は最後のHPを振り絞って叫んだ。
「人間になりたい!」
「だが断る!」
悲しいね。即答で断られちゃった。
俺への褒美は、薬草とエロ本だった。
エロ本は、神様一押しのハードエロだってさ。
俺は薬草を食べた後、エロ本を開いた。
うん、表紙は美少女だったのに、
中身はおっさん系のハードレ○プBLだった。
メンタルに即死級のダメージを受け、
俺は倒れた。
目をつぶって、
このトラウマを忘れようとするが、
まぶたの裏に、
おっさん同士のエロシーンが焼き付いて消えない。
「うぁあああああああああああああああ!」
俺は首を全力でかきむしり、苦しむ。
幼女が大爆笑する声が聞こえる。
誰か、あの腐った邪神を殺して。
できないのなら、この俺を。




