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第32話 ウンコ、ハッピーエンドその1。

 俺は偉大だから、英雄じゃ満足できない。

 

 王都に凱旋したウンコ様。

 ただ今、王様と謁見中である。

「ウン公よ、よくぞ魔王を倒した。ほめて使わす」

 王様は偉そうに、そう言った。

 

 けどさ。

 

 ぷぷぷ。

 王様の奴、足下はガクブルで、マジにびびってやがる。

 俺は、ほじった鼻クソを王様にぶつけてみた。

 

 王様、沈黙。

 俺、マジ偉大。

 

 むしろさ。俺が王様になった方がいいんじゃね。


「……こほん、望みの褒美を取らせよう。何でも言うがよい」

 王様がそう言ったので、俺は言った。

「王位が欲しい」

 

 王様、再び沈黙。

 俺、マジ偉大なので、虫けらに話すように言った。

「くれないと、国滅ぼしちゃうよ。アトミックウンコ爆弾落としちゃうよ」

 

 王様、青い顔をして絶句。

 俺、マジ偉大。

 

 なのにさ。


 王様の奴は言った。

「……テロリストには屈しない」

 周りの大臣や貴族たちも、続いた。

「「「そうだ、テロリストには屈しないぞ」」」


「ルルナを呼んでまいれ。姫ならこのクソ魔王を……」

 王様はそう息巻いたけど、ルルナはいないよ。


 王都中に俺の偉大さを言い広めさせた後。

 俺は、ルルナを修行の旅に出したんだ。

 

 世界のどこかに天空宮殿があるから、見つけろ。

 見つけたら、中に入り、幼女の姿をした邪神をぶっ殺せ。

 そうしたら、お前の真の力が目覚め、

『姫騎士斬鉄グングニル』が使えるようになる。

 

 俺がそう言ったら、ルルナは嬉々として出かけていったよ。

 

 ぷぷぷ。

 俺、マジ偉大。

 そんな俺を、クソ魔王呼ばわり。

 絶対に許さない。

 

 俺は王様に近づいて、

「あたたたたたたたたたたたた!」

 と適当に秘孔っぽい場所を突いた後、言った。

「お前は、今から24時間後に死ぬ」

 

 王様は泣きそうな顔になったので、俺は言った。

「内臓とか心臓とかがピーで、全身の皮膚が裏返って死ぬ」

 

 王様は泣き出しちゃったけど、俺は言った。

「そんで、俺がもう1回触ったらさ。

 ぐへへ……、即座に、それよりもグロい死に方で死ぬ」

 

 王様は土下座して、命乞いを始めた。

「王位を譲るから、助けてぐださい。裁判のこともごめんなざい」

 

 ひゃはっは!

 超絶な俺、マジ偉大。

 

 こうして俺は、王様になった。

 さて、宿屋で寝ているズキンを迎えに行くか。




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