Vor:電車
どれくらい寝たのだろうか…
目を覚ましたら辺りは真っ暗になっていた。
ん?
真っ暗??
ウソ!!!!
何で!!!?
外だけじゃない…
電車の中も真っ暗だ…
そもそも電車の中にいるのかもわからない。
「何ここ…どこ!?」
電車の動きは止まっている。
車庫!?
普通だったら寝てても車庫に入るからって起こされるはず…
ということは、車庫じゃない。
終点についちゃった??
それでも起こされるよね????
そのせんも消えたな…
じゃあここはどこ??
とりあえず辺りを見回してここが何処なのかをゆっくり考える事にした。
……何あれ…??
白くボンヤリとしているものが見えた。
その辺りだけ光ってみえる。
わからないけど、こちらをジッとみている気がする。
あれ、なんだろう?
私は、基本怖がりだ。でもあれは、不思議に思っただけで怖くはなかった。
白くボンヤリしている物体が動いた。
手招きしているように見える。
「ついて来いってこと?」
すると、それは走り(?)出した。
「あ、ちょっと待って!!」
私は後を追って走り出した。
ここにいても何もならないし、それに何だか追いかけなきゃいけない気がした。
○●○●○●○●
どんなに走っても追い付けない。
私が少し疲れて止まっていると白くボンヤリしている物(?)がこちらをみて私を動き出すのを待っているようにみえた。
一体何なのだろうか??
アレは。
生きてるように見えるけど…
実は幽霊??
私死んじゃった??
これから三途の川わたるの??
うわぁ〜ん
お父さん、お母さん。先立つ不幸をお許しください〜(T^T)
「あた!!」
何かにつまずいた。
真っ暗で何かはわからないけど…
前を見ると白くボンヤリしている物がこっちを見て止まっている。
―――行かなきゃ。
『ズル』
…え??
なんだろ…
足元がヌルヌルしてる。
床を触った。
生暖かい…
なんだろ…
赤くて…
鉄の臭いのする…も‥の…
((・ω・`)(´・ω・))??
「血!!?」
いやぁあぁぁぁあぁ〜!!!!!!
私は白くボンヤリしている物に全速力で走った。
それは、私との距離をとり走り始めた。
それとの距離はなかなか縮まらない。
…っていうか!!!
何あれ!!
今の何!?
血!?
なんで??
いやぁあぁぁぁあぁぁ!!!!
私は声にならない声で叫びながら走った。
…あ、あれ??
ちょっと…
冗談でしょ??やめてぇ〜〜〜〜!!
何で見失ってんのぉ!!!
さっきまで前で走ってたのにぃ!!!!
私は、基本絶叫系の乗り物が大の苦手である。
何で今話すか?って??
今、落ちてるからよん☆
いやぁぁあぁぁ!!!
落ちてるぅ〜!!!!!
何でこんなところに穴がぁあぁ!?
しかもけっこう深いぃい〜!
きゃああああぁぁぁあぁ〜!!!
私は、地面に着くまで終始叫んでいた。