月夜の結末/ 連続する しじま/
エゴ・ラッピン好きです。
『だるい』より。もう一つは、字数制限対策。。
月夜の結末/
何かが起こる予感がする
落ち着かなくて そわそわする感じ
時間はどんどん過ぎて
ある夜更け 電話が鳴る
別れのベルは発車間際のように鳴る
暫し止めようと
重苦しく騒がしい白の部屋にて
竜巻のように事務的な出来事の隙間に
狂おしく糸杉の枝が伸びる
あれは月夜だ
からすがよぶ
やみをよぶ
とおくから やみは こたえる
響くトロンボーンに輝く月は欠けている
満ちていた記憶は遠く
振り返れば すべて 結末ばかり
連続する しじま/
せせらぎをグラスに注ぐ
ぞくりと冷たい山の息
盲目のサンショウウオは黙ったまま
やけに純白の雲が大きくて
楓が透けて 赤
渓谷の しじまが
メロディーの中に連続している
月夜の結末/
<http://www.egowrappin.com/movie/>『だるい』より。
この曲は、恋人の投身自殺を扱っている。この曲を初めて聞いたとき、変な感じがした。そして、一週間ほどして身内の不幸があり、ああ、これだったのかと、思った。そこから自分自身も精神的に病んでしまった。なので、こんな暗い詩に仕上がっているのだろう。
連続する しじま/
特定のソースなし。エゴラッピン流し聞きより。