ひかりたちのだいたいいつもの学園生活(前編)
ひかりたちの学園生活を書いてみました。訳が分からなくなってしまいましたのでそれをご了承のうえお読みください。
『いーち、にーい、さーん』
「構えを崩さない!」 ・・・・
剣術の授業中。クラスのほとんどが真面目に練習している。
「剣術は毎日の積み重ねが大事!毎日していなくても、授業中ぐらいは・・・・」
先生は、ひかり達がやっているはずの方をみる。すると、
「ドローフォー」
「うわ!何色?」
「青で」
「んじゃ、ドローテン」
「え!?十枚!?」
「そう、赤だよ~」
「え!?赤もねぇし!」
「え?十枚めくっても?」
「おう、もう一枚。もう一枚。もう一枚。やっとでた!」
「ニか、んじゃ緑のニで」
「んじゃ、俺ダブル~」
ウノをしていた。
「こらーーーーー!」
『!?』
ひかり達はビクッとなった。
「あ、先生驚かさないでください」
「えっと、誰の番?」
「あたし、んじゃ色がえで・・・・・青」
「青ならいっぱいあるぞ。え~っと、十枚だせる」
「九か」
「続けるな!」
先生が叱る。だが生徒会長と副会長と庶務たちのは聞いていなかった。
「真面目にやれって言われても、あたしとひかるはやったら剣道場ぶっ潰しちゃうし。赤の九」
「赤のニ。俺たちも真面目にやると、ここ使えなくするぐらいは出来るし」
「モンスターと戦わないのにやるってのがなぁ。四枚ひけよひかる」
「え?まじで?手本ぐらいはやりますけど。んじゃ、色がえ~青」
「もう!」
剣術の授業終わり。
ピー
剣術の次、二時間目は体育。いまは運動会の練習でピラミッドを作っている。
「一番上のってくれ」
「はーい!」
一番上はひかりだ。ひかりだと落ちたときにも対応が出来るから一番上なんだそうだ。
ピー
「せい!」
ひかりが一番上で立つ。
パチパチ
拍手が起こる
ピー
降りろと言う合図だ。
「てや!」
ひかりは、先生たちの思いを裏切り下の人を蹴って前に飛んでくるりと一回転すると猫のように音も無く着地した。
「よし!」
『よしじゃなーい!』
先生からのいっせいのお叱り。
「はーい」
あまり反省していないようだ。
休み時間。
♪~♪~
A「あ、まただ」
Bクラスの女子生徒。
B「最近多いよね。この歌」
A「そう、何処から聞こえてるか分からないから四葉学園百八不思議の中に入ったんだよね」
B「小等部のほうから聞こえてはいるけど、誰も歌ってないんだよね」
Bクラスには噂好きが多いようだ。
B「あ、ひかる先輩だわ」
ひかるは、ろうかを走ってくる。
「っとと、ゆいー!ひかりしらねー?」
「え?知らないよ」
「屋上にもいなかったし、外に出るなら結に言ってるはずだしな」
「誰もいけないところとか?たとえば、小等部の屋上とか」
「あー、ここの屋上ならいいわ」
「急ぎの用じゃないの?」
「急ぎの用なんだけど、別に算数のときに言えばいいし」
「そう」
三時間目算数。
「ひかり、これ今日までなんだが」
「え?あ、わかった」
ひかりが、紙の束を受け取るとひかるはさっさと教室を出て行ってしまった。
「え~、これが湖山小のやつで・・・・よし」
ひかりは、算数の用意を広げたまま仕事を始めた。
「あ、先生、授業始めてください」
「分かりました」
算数の授業が始まって終わる。
「次は国語だから、さっさと退散っと」
算数の授業が終わり、次が国語の場合はひかりは凄い速度で算数の用意を片付け生徒会室に走る。入れ替わりでひかるが教室に入る。
「ひかり、寝るなよ」
遠くで「りょーかーい」という声が聞こえる。
四時間目国語。
「今日は、三十五ページ。誰か読んで」
国語終わり。
昼休み。四葉学園では給食ではなく弁当でお昼を取る。
時計塔屋上。
「ひかるの、からあげ美味しそうだな。くれよ」
「なにかと交換だ」
「ミートボールでどうだ」
「手を打とう」
弁当の具の交換をひかるとひさとでしていた。
「男子は早いね~」
生徒会の女子勢も屋上に来た。
「私もたーべよっと」
「ひかりのポテトサラダ美味しそうね。くれない?」
「じゃ、その卵焼きちょうだい」
「いいよー」
「ゆいー、そのハンバーグくれない?」
「じゃあミーとパスタくれる?」
「いいよ」
ゆり、ゆい、ひかりでも具の交換をする。
「ゆき、にゃのににょーねいにになぬねな?」(ゆき、あのしりょー整理してくれた?)
「ふん。ふぁっふぁ」(うんやった)
「二人とも、たべながら話さない!」
『ふゃーい』
続く。
四葉学園の更新は久々になってしまいました。
次からはもう少しマメに更新しようと思います。