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普通であること。
普通であること。
私は病気だ。
精神方面で。
いじめられて居たからなったのかも知れない。
そんな私も今は高校生。
工業高校に通っている。
小中では居なかった友達もできた。
回りには病気は秘密。
自分なりに普通を演じてる。
だけどやはり…。
今日は薬を飲み忘れた。
昔の自分に戻った気がする。
そして気づいた。
自分は異常なんだと。
薬が有れば普通を演じられる。
だけど今日は自分で思う普通じゃなかった。
まぁ上手く乗り越えたけど。
だけど何故か皆と溝を感じた、距離を感じた。
自分はいつまでこの溝を越えられるだろう。
自分はいつまで同じ距離を歩く事が出来るだろう。
不意にそんな事を考えてしまう。
こうも考える。
何で自分は普通に言わせなきゃいけないのだろうか。
自分は劣ってる。
無理して並んでる。
普通は疲れた。
なんてね。
だからこうも考えられる。
普通は憧れ、だからあわせてる。
劣ってるって感じるなら伸ばせば良い。
無理して並んでるならいつまでも無理をすれば良い。
休めば良いじゃん。
なんてね。
私はいつまでも普通を演じるよ。
だって幸せだから。