第9話 ハーピー化の呪い
その瞬間…にわかには信じられない光景が広がりだす…
まず…オレジの足が細長く鋭いオレンジ色の鳥の鳥脚に変化し…両椀も少しづつ羽が生えていき…腕はオレンジ色の翼に変わっていく…お尻側にはなんとも美しいオレンジ色の尾羽が生えてしまった…
オレジ「うわっ…な…なにこれ~☆」
モエ「なっ…オレジさんまさかハーピーに…」
オレジ「ん?ハッピー?」
モエ「ハーピーですハッピーじゃないです」
ハクは驚きの声を押さえながら…
ハク「ハーピー化の呪いか…確かに魔王軍が使う呪いのようだな…」
そんなオレジはまだ混乱しているもの…翼を羽ばたかせてバランスを取ろうとしている…
オレジ「ちょちょっとこれってどういうこと!?飛べるの!?えー!!」
モエ「えっと…オレジは呪いを受けたんだけど…オレジさんの自我はまだ残ってる…いや自我を消さない呪い…?でも…空中で雑に飛ばれたら迷惑な可能性もあるわね…ハク」
ハク「そうだな…落ち着いてオレジを守ることが優先だな…」
モエ「呪いが解けたらいいんだけどね…」
オレンジ色の羽の翼が光を反射する…ハーピーとなったオレジは空中で羽ばたきながら元気そうに叫んだ…
オレジ「わー!!ちょっとコレ面白いかも!!でもなれない動きだからちょっと痛いんだけど早く助けてー!!」
ハク「…適応力高すぎないか…オレジのやつ…」
モエ「そうね…私も思うわ…」
オレジはモエに声をかけた…
オレジ「ねぇモエちゃん可愛いよ!!その萌黄色のぴっちりスーツやっぱり最高だよ!!」
その言葉を聞いたモエは顔を赤らめ…
モエ「な…なによ……いっ…いきなりそんな事言って…」
オレジ「ふふ」
モエ「可愛いとか…言われたら…なんだか恥ずかしいじゃない…」
そんなオレジは空中でくるりと旋回し笑顔でモエに語り掛ける…
オレジ「ふふっ…だって本当に可愛いんだもん!!戦おうとする姿も…照れてる姿も…もう本当に全部最高!!」
モエ「…ちょっと調子に乗らないでよ…オレジさん…けどありがとう…」
オレジはモエに詰め寄り…
オレジ「大好きだよ♡」
モエ「えっ…」
チュッ…オレジはモエにキスをした…
モエ「んっ…あんっ…!!」
モエの胸の奥が熱くなると同時にモエの体の鼓動が高まりだした…
ドクンっ…ドクンっ…
モエ「ああっ…」
変化が始まっていく…
まず…モエの足が細長く鋭い萌黄色の鳥の鳥脚に変化し…両椀も少しづつ羽が生えていき…腕は萌黄色の翼に変わっていく…お尻側にはなんとも美しい萌黄色の尾羽が生えてしまった…
モエ「…なっ…なによこれ…私まで…ハーピーに!」
モエは地面から少し浮き上がる感覚を感じた…羽があると言う現実…
オレジ「わーっ!!モエちゃんもハーピーになっちゃった!!萌黄色の翼だ!!すごいねめっちゃ似合うよ!!」
そんなモエは顔を赤面して…空中で羽ばたこうとするがまだぎこちないようだ…
モエ「も…もうオレジ貴女何するのよ…でも…力が…すごい…」
ハク「なるほどな…呪いとキスによって…オレンジとグリーンのハーピーがそろったという訳か…面白くなりそうだな…」
モエ「グリーンじゃなくて萌黄色!!呪いをハクどうにかできないの?!」




