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第67話 生命を宿す草原

~ぴっちりキャッスル外側~

ぴっちりキャッスルの外側に…

その白い城壁の前にハクたちは全員集まっていた…

ハクにモエにシズクにオレジにアスにプリセラ…そして足元にはハク達によって保護された銀狐

ハク達の視線のその先に広がるのは…

かつて果てしなく続いているルヴィン砂漠だった…

ハク「……これから…ルヴィン砂漠の草原化を始める!!」

ドン!!

その言葉に…皆が自然と背筋を伸ばす…これは戦いと言えるものではない…

世界そのもののバイオームを書き換えるほどの…大事業

モエとシズクが前に出て…

モエ「……大地の加護解放」

モエが着衣する萌黄色のぴっちりスーツが淡く輝きだして…

足元の砂漠の砂へと力を流し込んでいく…

すると乾き切っていた砂の大地が…ゆっくりとゆっくりと色を変え始める…

シズク「水の加護……流します」

シズクの魔力が水色の光のように広がり…

砂の粒子の一つ一つに染み込んでいく…

触れば崩れるほどぱさついていた砂は…

しっとりと水分と重みを帯び…

生命を受け入れる土へと変質していった…

その変化は最初はほんのわずかの変化だった…

しかし…その次第に小さな草の芽が発芽する…

オレジ「…うっそ…生えてきてる」

砂漠だった地面に…確かに緑が広がり始めていた

アス「放っておけばまた砂漠化が進行する…それでだここからが本番だ…俺が行く」

ハク「頼むぜ親友」

アス「ああ任せろ」

するとアスは魔法陣を展開し…地面に手を向けて…

アス「地面促進魔法陣・展開」

すると大地が低く唸りを上げ…鼓動するかのように震える…

モエとシズクが流し込んだ加護が…加速度的に更に拡散していく!!

その次の瞬間だった…

ぴっちりキャッスルを中心に…

生命が芽吹く緑の波が爆発的に砂漠全体に広がった

草が一気に芽吹いて…低木が育ち…

地面は柔らかな土に変わって…

風に揺れる草原が…視界の果てまで続いていく

かつて砂漠だった場所はもうどこにも残っていなかった…

プリセラ「……見事ですわね。これはもはや…国家事業ですわ」

シズクは「本当に……全部草原になりました……」

モエ「……やった。私たち…本当に変えたのね」

銀狐「コーン!!」

銀狐は…草原の草の上を駆け回って嬉しそうに鳴いた

それはこの新しい大地が…

自分の居場所だと理解しているかのように

ハク「今日からここは…ルヴィン砂漠改め…ルヴィン草原だ」

かつて過酷だった砂漠は…

命を育む豊かな大地へと生まれ変わった

そしてそれは…

ぴっちりキャッスルを中心に広がる

スローライフの基盤になることを彼らは未だ知らない…

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