表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
66/67

第66話 モエVSプリセラPART2

訓練所に…モエの静かな声が響く…

モエ「プリセラさん…終わりにしましょう」

プリセラ「…(どう出るのかしら…?)」

モエ「神器二段階発動…」

プリセラ「!?」

モエの持つ神器の萌黄刀が強く発光し…

つぎの瞬間…分裂する…

一本だった神器は…寸分違わぬ形状の二本の萌黄刀となり…

モエの両手に構えられた…

場の空気が変わる…

ハクは目を見開いて驚く…

ハク「……驚いたな」

オレジ「…なにあれ」

シズク「な…何ですか……あれ……」

ハク「アス説明頼むぜ」

アス「ああ…あれは神器二段界と言われる形態だ…神器を単なる武器では終わらせずにその概念ごと強化させる形態だ…だが…習得者はほぼいない…」

オレジ「つまり……習得者は…モエちゃんだけ?」

ハク「ああそうだな…今のところはな…」

ハク達は戦場へ視線を戻した…

プリセラはレイピアを構え直すが…

先ほどまでの余裕は消えていた

プリセラ「……本気…ですわね」

モエは二本の萌黄刀を交差させて構え…静かに踏み込みだそうとする…

モエ「ええ本気よ…これ(神器二段階)で終わらせる」

と…次の瞬間だった…

プリセラの視界に映るモエの姿が二重にぶれた

プリセラ「んなっ…?!」

プリセラが反応する前に…

モエ「双萌黄刀乱舞」

バシュン!!バシュン!!

プリセラ「くっ…こんなものですわ」

左右から同時に迫る萌黄色の斬撃に…プリセラはゴールドレイピアで捌いていくが…

一撃…二撃…三撃…四撃…

積み重なる衝撃が襲いプリセラの態勢が崩れる…

プリセラ「くっ…!!」

プリセラが高速移動で間合いの距離を取ろうとした瞬間

モエは地面を蹴り更に前に出る…

モエ「逃がすわけないでしょ?双萌黄刀クロス斬!!」

ブシュン!!

X字の斬撃が放たれた

それはプリセラに直撃し…

プリセラが持つ神器ゴールドレイピアが弾き飛ばされた!!

プリセラ「あら……」

プリセラは力が抜けたように…その場に膝をつき…

プリセラ「ぷはっ……」

バタッ…

完全に泡を吐き…そのまま前のめりに倒れた

その数秒後…

オレジ「しょ…勝負ありだねー!?」

アス「…まったく見事なもんだモエ」

シズク「神器二段界……あんな戦い方……」

ハクは倒れたプリセラと…二刀を一刀に戻し神器を開放したモエを見て言う

ハク「間違いねぇ…モエはもう雑魚じゃない…一線級のぴっちりスーツフェチだ」

そしてモエは…

モエ「当たり前でしょ?この私ちゃんと頑張ったんだから」

こうして…

ぴっちりキャッスルの1階での訓練所でのモエVSプリセラは…

モエの完全勝利で幕を閉じた

倒れていたプリセラは…ゆっくりと起き上がった

プリセラ「……やりますわね、モエ」

モエ「そっちもね…」

そう言うや否や…

プリセラはモエの方に一歩踏み込み…

不意打ちのようにモエの頬へそれは熱いキスをした

ちゅっ♡

モエ「ちょっ…!?!!?」

モエは完全に虚を突かれて…赤面してしまう

プリセラ「おーほっほっほ!!あまりにも可愛らしい勝者でしたから…ついキスしてしまいましたわ〜」

モエ「「そ…そういうのは事前に言いなさいよ!!」

その時…訓練所に入ってきて…

銀狐「コォォン!!」

黒と白の体毛を持つギンギツネが

尻尾を大きく振りながら吠えている

ハク「ほらな?銀狐も勝利を祝ってるだろ?」

シズク「動物にも分かるんですね……モエさんの勝利」

アス「実力を見せつけたな。神器二段界……あれはもう誇っていい」

オレジ「モエちゃん強すぎ〜!!これは今日の夜ご飯を豪華にしないとだねっ☆」

モエは照れ隠しの表情で言う

モエ「……べ、別に…勝つのは当たり前だっただけよ」

プリセラ「ふふ……やはり間違いありませんわ。モエ貴女は…このぴっちりキャッスルに必要な存在ですわね」

訓練所には…

戦いの余韻と…どこか和やかな空気が流れていた

そして誰もが感じていた…

モエはもう…守られる側ではない…戦える側だ!!

ぴっちりキャッスルを支えるメンバーの力としてなりつつあるのだと……


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ