第59話 金色のぴっちりスーツフェチ
プリセラは更に本題を話していく…
プリセラ「わたくしが申し上げたいのは…ただ一つ」
シズク「…(一体何なんなのでしょうか…?)」
プリセラ「ぴっちりキャッスルへ…戻りますわ」
ハク「フッ…やっぱりな」
シズク「…来るんだ…」
ハク「シズク…此処までくれば…お前ももう分かってるかもしれないが……」
シズク「はい」
ハク「アレだ…プリセラもぴっちりスーツフェチだ」
シズク「まあ…ですよね…って言うかそうじゃないとおかしいと思います」
ハク「はは…」
シズク「だから…ぴっちりキャッスルの初期メンバーなんですね」
プリセラ「その通りですわ…城の理念、設計思想、そしてあの地下二階の魔法陣群…どれも、趣味と実用性の完璧な融合ですもの」
ハク「おい…言い方」
プリセラ「ではハクこちらを…」
プリセラはハクの手に何かを渡して乗せた
プリセラ「見ればわかると思いますけど…これはサンブ城魔法陣キーですわ。これがあれば…いつでもサンブ城とぴっちりキャッスルを行き来できますわ」
ハク「ああ…預かるよ」
ハクはサンブ城魔法陣キーをIBにしまう
プリセラ「さて…それでは」
さらららっ…
そう言ってプリセラはなんの躊躇もなく…
その場で金色のドレスを脱ぎ捨てた~
シズク「えっ…脱いだ!?」
ドレスの布が床に落ちる音が…やけに大きく響いた…
次の瞬間にそこに立っていたのは…
王女の正装ではなく…
身体にぴっちりと密着した金色のぴっちりスーツを纏ったプリセラだった…
曲線を無駄なく覆う素材…首元まで隙のないデザイン。
金色の輝きが無駄に照らされている…
まさに超絶ゴージャスと言うべきか…装飾は無いのだが…
そしてそれは間違いなく…ぴっちりキャッスルの住人に相応しい装いだ…
シズク「……!!」
シズクは一瞬言葉を失い…
シズク「…(王女様が…即決で…ドレスを…脱ぐなんて…)」
プリセラ「これで準備は万端ですわ」
ハク「はぁ…優雅だな…お前は…」
プリセラ「ごめん遊ばせ」
ハク「ったく…相変わらず切り替えが早いな…プリセラお前…」
シズク「これで、また一人増えたわけですね」
プリセラ「ええそうですわね!!それに…初期メンバーがまた一人戻るのですもの」
ハク「だな…」
ぴっちりキャッスルを中心に再び集い始める者たち。
失われた仲間とは…
動き出した世界とは……
そこでシズクは改めて思う…
シズク「…(やっぱり…この人たちのいる場所は…ぴっちりキャッスルは…ただの拠点じゃ…城じゃない)」
ハク「後プリセラ…」
プリセラ「なんですの…?」
ハク「シズクを…サンブ城下街で楽しませてほしい」
プリセラ「まあ、それはそれは…とても良いですわね。サンブ城下街は…見る者の心を解きほぐす場所ですわ…それに初めて訪れる方を案内するには…これ以上ない舞台ですわ!!」
シズク「本当にありがとうございます」
シズクは一礼した…
ハク「じゃあ決まりだな…それに堅い話はここまでだな…今日は今から城下街だな…」




