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第5話 人の事言えないよね?

ハク「そういや…わかるか?」

モエ「えっと何が?」

ハク「さっきから目線が俺達に集中しているって事だな…」

モエ「ふふっ…そうね…そりゃあそうじゃない?」

古い商店街を歩く人たちの視線がちらり~ちらり~とハクとモエの二人に自然と集まってくる…

白色のぴっちりスーツに萌黄色のぴっちりスーツ

そりゃあ目立つと言ってもいい…

モエ「目立つ要素…私たちに全部そろってるもの…服装に距離感そして…今の私たちの顔の表情…」

ハク「なるほどな…」

モエ「たぶんねハク"見られてる"というより…"物語や小説の登場人物を見てる"って感じの視線ね…」

ハク「まあそんな感じだろうな…」

モエ「まさかとは思うけど……私が貴方の隣にいるのが…そんなに不自然かしら…?」

ハク「不自然…?自然的じゃないか…?ぴっちりスーツフェチなんだよ俺達は…」

モエ「まあ大丈夫…見られるのには正直慣れてるし…それに貴方の隣なら…悪くないわ…居心地がね」

モエがベンチから立ち上がった

ハク「モエ?」

モエ「それよりもハク、こういう視線の中でどう振る舞うかで…主としての器が試されるわよ?」

ハク「そうだな…」

モエ「さて…注目の的だし…行きましょうか」

ハク「そうだね…」

すると…古い商店街の向こうから活気ある足音が近づいてくる…

それは太陽のように目立ち明るさがひしひしと伝わってくる…

そうそれはオレンジ色のぴっちりスーツを着用した女性だった…

*「やっほ~!!相変わらず目立つ格好してるよねぇ!!」

その女性は元気いっぱいな声と一緒に手をハクに向けて振っていた…

その瞬間モエは尻尾を踏まれた猫のように驚く…

モエ「ちょっと…!!ちょっと待ちなさいよ!!!な…何で…そ…そんな……卑猥な恰好(・・・・・)なの!?」

オレンジ色のぴっちりスーツを着衣している女性に指さしてモエは動揺が隠せていなかった…

ハク「…あのな…モエお前な人の事言えないし…あと…鏡見たことあるか?」

ハクがモエに突っ込むと…モエは出す言葉が詰まってしまう…

モエ「っ…そそれは用途が違うの!!」

ハク「何が違うんだよ…」

*「あははっ!!いいねっその反応!!」

ハク「だろ?」

*「ねえねえ…もしかしてもしかしなくても…ハクが迎えに行ったぴっちりスーツフェチの女の子?」

ハク「ああそうだオレジ。この娘はモエで迎えに行ったぴっちりスーツフェチの女の子で合ってる」

オレジ「そ!!ぴっちりスーツフェチのメイドのオレンジ担当で元気が目印のオレジでーす!!!!」

オレジは親指を立ててにかっと笑った

するとモエは深呼吸して視線をそらしてから言った…

モエ「…厄介そうな子が来たわね…」

ハク「おいっ」

オレジ「ひどっ!?でもさ…グリーン担当になりそうな子がいるって聞いていたから…会えて嬉しいよモエ!!」

モエ「だから…グリーンじゃなくて萌黄色!!」

ハク「そこまで変わらんだろ…黄緑色と比べられたら瓜二つになるかもな…」

この場に色がそろい始めた…今は白に萌黄そして…オレンジ

ハク「これで…役者はそろい始めるな!!っといってもまだ二人だけ…俺を含めると三人だな…」


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