第13話 崩落
洞窟の出口が見えたその瞬間…
グググ…
ハク「ん…?」
モエ「異音がするわね…?」
ドォン!!!
天井から鈍い音と共に、大量のスライムが一気に落ちてきた!!!
グリーンスライムにスライムさらにオレンジスライムにイエロースライムそしてレッドスライム…
おびただしいスライムの群れが一斉に落下してきた!!
ハク「っぁ…くっ…!!」
モエ「なんでこうなるの…?」
オレジ「わわっ…スライムだ~!!」
ハク「逃げるしか…」
モエ「無理だって…」
ハク達三人は必死に逃げようとしたが…スライムの重さに呑まれ…気づけば全員が意識を失った
そして洞窟の床は崩落した…
ガドガガシャァーン!!!
~古びた洞窟・地下空間~
ハク「んっ…ここは…一体…」
モエ「あら目覚めたのね…ハク」
ハクが神妙そうな顔で見ていた…
ハク「そうだ…スライムの群れの重さに呑まれて…
モエ「崩落して此処まで落ちたみたいね…」
するとオレジが…
オレジ「えっとね…登れそうにないや☆」
ハク「だろうな…」
真剣な目つきでモエが話す
モエ「けど運がいいわ…あの大量のスライム達もいなくなってるし…多分あの先に行ったのね…」
モエが指さす先には通路があった…
ハク「ここで死ぬことはなさそうだな…」
オレジ「あるだけで十分だよ!!希望は!!」
モエ「進みましょう…私たちはじっとしている暇はないの…」
ハク「そうだな…」
ハクたちが洞窟の地下空間を進んでいると…地下から出られそうな空間が見つかった…」
ハク「でかい空間だな…まさか…こんな空間があるなんて…」
モエ「何かいるわ…」
ドシンバシンドシンバシン!!!
*「なんじゃ?お主らは…」
オレジ「わぁ~!!おとぎ話に出てきそうな大きな…ドラゴンだぁ~!!」
ハク「マジかよ…」
*「珍妙な恰好をしておるの…何者じゃ?」
モエ「私たちはぴっちりスーツフェチです」
*「ほうそうじゃったか…」
ハク「一つ聞きたいんだが…あの先に進めば洞窟の一階部分に出られるのか?」
*「出られるが…どうした?」
ハク「地上に戻りたいんだ…」
*「さっきの崩落音はお主らの仕業か…?」
モエ「違うわ…天井にいたスライムの群れが落ちてきてあまりの重さゆえに床が崩れてしまったの…」
*「そうかなら被害者ってわけじゃな…」
ハク「だから通してほしいんだが…」
*「無論そうしたいが…わらわはヒマでの…ちと相手をしてくれんか?」
ハク「俺が?!」
*「何を言う…わらわが相手にしたいのはお主じゃ…」
ハク「マジですか…体格差ありすぎだろ!!」
*「大丈夫じゃ…変身じゃあ!!」
ピカ―ン!!
ドラゴンは光に包まれて変身していく…
その姿はチャイナドレスを着こんだ紫髪の少女らしき姿をベースに紫の竜鱗で構成された足に腕…そして尻尾があり…頭には竜の角が生えていた…
*「改めて名乗ろう…わらわは紫幻竜ウルナディア!!!そして今は…紫幻竜人ナディアだ!!」




