六話
更新致しました!
よろしくお願いいたします!
「愛慈、今日は付き合ってくれてありがとな。よろしく頼むぜ」
「はい、こちらこそよろしくお願いします」
休日、僕は麗人さんと二人でドライブしていた。
麗人さんが乗る車は、トヨタのルーミーだ。
乗り心地がとても良い。
「愛慈、お前は休日は何しているんだ?」
「休日は散歩や買い物しています」
「健康的じゃねぇか。だからそんな引き締まった体しているんだな」
「麗人さんこそ」
「ははは。俺も休みはランニングしているぜ。体動かすって気持ちいいよな。
今度一緒に走ろうぜ」
「はい、喜んで」
麗人さんは、コーヒーを軽く口に含んだ。
「空腹になってきたな。飯、そろそろいいか?」
「はい、大丈夫です」
僕達は近くにあった、レストランに足を運んだ。
僕も丁度お腹空いていたので、タイムリーだ。
店内はそこそこ人がいた。
席に座ると、メニューに目を通す。
「俺、ビーフステーキにする」
「僕はハンバーグで」
店員さんに注文を通してから、配膳された水を軽く飲む。
「愛慈、二日仕事したわけだが、どうだったよ、うちの仕事は」
「はい、とてもやりがいのある仕事だと感じました」
「おぉ、前向きでいいな。俺らはお前が来てくれて本当にありがたいよ」
「ありがとうございます。これからも鋭意努力致します」
「おう!頼むぜ!ところで、給料もらってどうだった?」
「びっくりしました。こんなにもらえるなんて驚きませんでしたから」
「だろ?うちは給料が驚く程いいんだよ」
確かに俸給が極端に高い。
有り体に言えば、僕の貯金をある程度家族に仕送りしても、差し障りないくらいだ。
「嬉しい事に、ちゃんとボーナスもあるんだぜ」
「それはとても嬉しいです」
「楽しみにしてろよ~絶対ご満悦だぜ」
談笑を続けていると、料理が運ばれてきた。
食事中も楽しい会話が続いた。
「はぁー食ったー」
「ご馳走様でした」
お互いに完食して、少しお腹を休ませる。
「食べるのってほんとモチベーション上がるわー」
「ほんとですね」
「おう。食べるのもそうだが、飲むのもいいんだよな」
その時、麗人さんのスマホから音がなった。
「もしもし、社長。どうしたんすか?」
電話は社長からのようだ。
瞬間、麗人さんの顔が喜悦に満ちた。
「ありがとうございます!はい、よろしく頼みます!」
通話が終わると、まっすぐに僕を見た。
「愛慈、酒はどうだ?」
「はい、飲めます」
「そうか、喜べ愛慈。今日はお前の歓迎感をやるそうだ」
ありがとうございました!
引き続きよろしくお願いいたします!