『イーハトーブに沿って』・・・『詩の群れ』から
『イーハトーブに沿って』・・・『詩の群れ』から
㈠
俺たちの我々の我々は、イーハトーブに沿って、生きているだろうだ。
だろう、宮沢賢治も、よくやったものだよ、崇拝だな、我々の意識としては。
だろうだ、日本の国民的作家だから、しかし猶更、イーハトーブの謎があるじゃないか。
そうだろ、造語ってとこが、また、宮沢賢治らしい、と言えばらしいのだが、だろうだ。
㈡
ただ単なる、俺もお前も、そのイーハトーブには、影響を受けているな、だろうだ。
そうだろう、意識の上において、しかし、国民的作家だからね、だろうだ。
どうなんだ、イーハトーブの本質は、それは、体感出来るものか、え?
出来るだろうよ、我々の精神に根差しているからこその、イーハトーブなんだろうだ。
㈢
つまりは、イーハトーブに沿ってってことで、宮沢賢治の精神を受け継いで、後世まで、ってとこだろ。
だろうだろうだ、天地撲滅、光厳一切ってことで、俺たちも造語製造だろうだろうだ。