怖がりのクマくんとオンボロ橋 ~ドングリ池とお人好しのキツネさんの秘密~
冬の童話祭2019イベント企画「逆さ虹の森」参加作
あるところに、森がありました。
その森は逆さまの虹がかかる不思議な森でした。
逆さまの虹がかかる不思議な森では、いつでも、どこからでも、七つの色に別れた、きれいな逆さまの虹を見ることができました。
だれが呼びはじめたのかはわかりませんが、お父さんお母さんのそのまたお父さんお母さんのころから、逆さの虹のかかる不思議な森は、逆さ虹の森、と呼ばれて親しまれていました。
逆さ虹の森にはたくさんの動物さんが住んでいました。
逆さ虹の森に住むたくさんの動物さんはお空にかかる逆さまの虹を見ながら、みんな仲良く過ごしていました。
歌上手のコマドリさんというトリさんはみんなの人気者。
歌上手のコマドリさんが歌いはじめると、みんなが自然と集まってきました。
いたずら好きのリスくんはみんなをおどろかせるのが大好き。
仲のいい食いしん坊のヘビさんには、いつもへんな食べ物をもってきてびっくりさせていました。
逆さ虹の森に住むたくさんの動物さんは、友達とかけっこしたり、友達とかくれんぼしたり、友達とゲームをして、毎日、たのしいね、たのしいねと言い合っていました。
そんな動物さんたちのいっぴきに怖がりのクマくんがいました。
怖がりのクマくんはだれよりも体が大きかったのに、ちょっとの音で飛び上がったり、だれかと会うたびにびっくりして大きな声を出してしまうクマくんでした。
怖がりのクマくんのお父さんとお母さんは、そんな怖がりのクマくんのことを心配しています。
カミナリの音にも泣いてしまうのに、怖がりのクマくんはちゃんと友達と遊べてるんだろうか。
夜もひとりじゃねむれないのに、怖がりのクマくんは一人ぼっちになっていないだろうか。
お父さんお母さんに心配させていた怖がりのクマくんは、どうしてぼくはこんなに怖がりなんだろうか、といつも思っていました。
逆さ虹の森には、根っこ広場といううそをつくと根っこにつかまってしまう子供たちの遊び場があります。
みんなが走りまわってもぶつかったりしないぐらいひろいひろい根っこ広場では、たくさんの動物さんの子供たちがけんかすることなく毎日楽しく遊んでいます。
怖がりのクマくんもたくさんの友達といっしょに根っこ広場で遊びたいと思っていました。
怖がりのクマくんのたくさんの友達も、怖がりのクマくんといっしょに根っこ広場で遊びたいと思っていました。
でも、怖がりのクマくんは根っこ広場にいくことができません。
逆さ虹の森の真ん中には大きな川が流れていて、根っこ広場が川の向こう側にあるからでした。
怖がりのクマくんが根っこ広場にいくためには、いまにも川にくずれて落ちてしまいそうなふるいオンボロ橋をわたらなければならなかったのです。
怖がりのクマくんは、大きな体の自分が橋をわたろうとしたら、とちゅうで橋がくずれて落ちてしまう気がして、怖くて橋をわたれませんでした。
「どうやったら、ぼくは川の向こう側にいけるのかな」
怖がりのクマくんはいつもそんなことを思いながら、橋をわたって根っこ広場に向かう友達をうらやましく思っていました。
そんなある日のことです。
いつものように橋をわたっていく友達を見送った怖がりのクマくんが、たった一人で川に映った自分の姿を見ていたときのことです。
「おや。怖がりのクマくんじゃないか。こんなところでどうしたんだい?」
怖がりのクマくんに声をかけてきたのはお人好しのキツネさんでした。
怖がりのクマくんは少しなさけなかったのだけど、いつもみんなを助けているお人好しのキツネさんにならおはなししてもいいかなと思いました。
「ぼくも根っこ広場にいきたいんだ」
「いけばいいじゃないか」
「ぼくもそう思う。でも、どうしてもいけないんだ。こっちの森から根っこ広場にいくには川にかかったオンボロ橋をわたらなきゃいけないでしょ?」
「そうだね」
「おおきな体のぼくがあの古いオンボロ橋をわたろうとしたら、とちゅうで橋がくずれていっしょに川の中に落ちてしまうような気がするんだ。だからぼくは怖くて、どうしても橋をわたることができないんだ」
怖がりのクマくんから話を聞いたお人好しのキツネさんがなっとくしました。
うなずくお人好しのキツネさんに、怖がりのクマくんはついついつぶやいてしまいました。
「ぼくはどうしてこんなにも怖がりなんだろう……」
怖がりのクマくんのさみしそうな声を聞きつけたお人好しのキツネさんが言いました。
「いやいや、怖がりのクマくん。おちこむことなんてないんじゃないかな。ぼくは君の言っていることがまちがっているとは思わないよ。ぼくがみたところ、もし怖がりのクマくんがあのオンボロ橋をわたったら、橋のロープが切れて川に落ちてたと思うんだ」
「ひ、ひええ……」
怖がりのクマさんは、お人好しのキツネさんの言葉をうれしく思いましたが、それよりも自分が橋といっしょに川に落ちることを考えてしまい、思わず悲鳴をあげてしまいました。
「なんて声を上げるんだい、怖がりのクマくんは」
怖がりのクマくんをお人好しのキツネさんが小さく笑いました。
「よし、怖がりのクマくん。ぼくが君を向こうへわたらせてあげよう」
お人好しのキツネさんの言葉に、怖がりのクマくんは首をかしげました。
体がとても小さいお人好しのキツネさんが自分を向こう側にわたすことなんてできないと思ったのでした。
「そう言ってくれるのはうれしいけど、お人好しのキツネさんにはむりだよ」
「なんでだい?」
「だってお人好しのキツネさんはぼくよりとっても体が小さいじゃないか。ぼくを川の向こう側につれていくことなんてできないよ」
「そんなことないさ」と、お人好しのキツネさんが言いました。
「実はぼくね。自分の姿を自由に変えられるんだ。ぼくは変身できるんだよ」
怖がりのクマくんはお人好しのキツネさんの言葉がとても信じられませんでした。
森に住む動物さんの中にはお魚をつかまえることやハサミでみんなの毛を切ってきれいにすることがとても上手なまほう使いみたいな動物さんはいましたが、自分の姿を変えられるような動物さんは見たことがありません。
「うそだぁ。お人好しのキツネさん、そんなこと言ってると根っこ広場で根っこにつかまっちゃうよ?」
お人好しのキツネさんが少しおどろいて、小さく笑いました。
「ほんとさ、見ててね」
お人好しのキツネさんがその場でくるりと回りました。
回るお人好しのキツネさんの体が怖がりのクマさんの前でみるみる変わっていきます。
お人好しのキツネさんが二回、三回と回るたび、お人好しのキツネさんの体がどんどん小さくなっていって、お人好しのキツネさんの手が黄色からオレンジ色になっていきます。
お人好しのキツネさんがつばさを広げて足を止めたとき、お人好しのキツネさんはお人好しのキツネさんではなくなっていました。
そこにいたのは、体が青色でそれ以外が橙色の小さな鳥さん。
怖がりのクマさんはその鳥さんを知っていました。
「ら~ら~ら~、まぁ、暴れん坊のアライグマさんお上手ですわ~」
歌上手のコマドリさんでした。
怖がりのクマさんには、歌上手のコマドリさんになったお人好しのキツネさんは、どこからどう見ても歌上手のコマドリさんにしか見えませんでした。
「ら~ら~ら~。どうかしら、怖がりのクマさん。わたしの歌がよく聞こえて?」
怖がりのクマさんはびっくりしすぎてなにを言っていいかわかりません。
「ら~ら~ら~? それじゃあ次は……」
歌上手のコマドリさんがまたその場で大きく回りました。
お人好しのキツネさんが歌上手のコマドリさんになったときみたいに、歌上手のコマドリさんの体がまた変わっていきます。
お人好しのキツネさんが怖がりのクマくんの前で次に変身したのは、なんと怖がりのクマくんでした。
全く同じ姿、同じ顔の怖がりのクマくんがおたがい見つめ合いました。
「うわーっ!?」
「うわーっ!?」
二人はいっしょにおどろいてさけびました。まるで鏡を見ているようです。
怖がりのクマくんが驚いて何度も何度も声を上げていると、お人好しのキツネさんだった怖がりのクマくんがまたその場で体を回します。
お人好しのキツネさんだった怖がりのクマくんの体がどんどん変わっていき、お人好しのキツネさんの姿にもどりました。
しばらくして落ち着いた怖がりのクマくんにお人好しのキツネさんが言いました。
「ちょっとおどろかせすぎたかな? ごめんね」
「すごいや。本当に自由に姿を変えられるんだね」
「すごいでしょ? この逆さ虹の森じゃぼくだけしか自由に変身できないんだ」
「へ-、そうなんだ!」
怖がりのクマくんは変身できるお人好しのキツネさんが少しうらやましくなりました。
怖がりのクマくんは、お人好しのキツネさんの変身があれば、怖がりを変えられるかもしれないと思ったのです。
怖がりでなくなってしまえば、お父さんお母さんに心配させることもなくなるし、歌上手のコマドリさんに変身すればあのオンボロ橋を渡らなくても川の向こう側にいけるようになります。
歌上手のコマドリさんにならなくても、自分以外ならだれだってあのオンボロ橋をわたって川の向こう側に行けるようになれると考えたのでした。
「ねえ、お人好しのキツネさん。僕も変身できるかな?」
お人好しのキツネさんが答えます。
「うん。怖がりのクマくんだって変身できるようになるよ」
ただね、と、お人好しのキツネさんは付け加えます。
「それにはまずこのオンボロ橋をわたらなきゃ。このオンボロ橋をわたってずっとずっとずーっと行ったところ、森のおくのおく、あの大きくてきれいな逆さ虹の真下に大きな池があるんだ。
その池はドングリ池と言って、逆さ虹の森の中でも特に不思議な場所なんだ。
なんてったって、その池の中にたった一個のドングリを投げてお願いするだけでなんでも願い事がかなうんだから。
僕の変身もその池にドングリを投げてかなえてもらったものなんだ」
怖がりのクマくんはドングリ池のお話はお父さんとお母さんから聞いたことがありました。
「それぼくも知ってるよ。この森にはドングリ池っていう不思議な池があるって。でも、それはただうわさでしょ? お父さんとお母さんが言っていたよ」
お人好しのキツネさんは少しおどろいたあと、困った顔をして言いました。
「怖がりのクマくんはさっきのぼくを見てもそんなこと言うのかい?」
「あっ……ごめん。そうだね。ぼくのほうがまちがってた」
「うん。許してあげるよ」
お人好しのキツネさんが笑顔でうなずきました。
お人好しのキツネさんのうれしそうな笑顔を見ながら、怖がりのクマくんはがっかりしていました。
オンボロ橋をわたるために変身できるようになりたいのに、そのためには目の前のオンボロ橋をわたらなければならないのです。
おちこむ怖がりのクマくんを見て、お人好しのキツネさんは言いました。
「だいじょうぶだよ、怖がりのクマくん。ぼくが君を川の向こう側に連れて行ってあげる」
「え?」
怖がりのクマくんはおどろきました。
お人好しのキツネさんが怖がりのクマくんの様子に小さく笑いました。
「最初からそういう話だったじゃないか」
お人好しのキツネさんの言葉に、怖がりのクマくんは、あっ、と思いました。
「そういえば、そうだった。でもどうやって?」
お人好しのキツネさんは得意げに言いました。
「もちろん、僕の変身を使ってさ」
怖がりのクマくんには、どうやってお人好しのキツネさんが自分を川の向こう側に運ぶのかわかりませんでした。
いくらお人好しのキツネさんが森の力じまんに変身しても、怖がりのクマくんを背負ってオンボロ橋は渡れません。ただでさえ、怖がりのクマくんの体の重さだけでも橋は川に落ちてしまうのです。
怖がりのクマくんは橋を使わずに自分が川をわたれるとは思いませんでした。
友達の中には歌上手のコマドリさんだけじゃなく沢山の鳥さんがいます。
でも、その友達の中にも怖がりのクマくんを運べるような大きな鳥さんはいません。
「僕の変身はね。本当になんにでもなれるんだよ」
お人好しのキツネさんがうれしそうに言いました。
「僕は足下の小さなキノコにもなれるし、大きな木にもなれる。お空にうかぶ真っ白な雲にもなれるし、流れの早い川にだってなれる。怖がりのクマくんが乗ってもだいじょうぶな大きな橋にもなれるんだよ」
怖がりのクマくんは、橋に変身できるというお人好しのキツネさんの言葉におどろきました。
「ええっ、本当にそんなものになれるの!?」
「なれるよ! 見ててね!」
お人好しのキツネさんはあっという間に大きな橋へと変身しました。
オンボロ橋とは比べものにならないほど立派な木のつり橋です。怖がりのクマくんが二人横に並んでわたることができるほど大きく、橋の上でとびはねても少しもゆれそうに見えません。
「さあ、わたりなよ。怖がりのクマくん」
怖がりのクマくんは話す橋におどろき、橋の真ん中あたりで怖がってはお人好しのキツネさんにおうえんされます。
怖がりのクマくんは橋の上で何度も何度もお人好しのキツネさんに元気づけられました。
とうとう怖がりのクマくんは川の向こう側へとわたりきりました。
「ありがとう! お人好しのキツネさん!」
ふり返った怖がりのクマくんが見たのは、川の向こう側に残ったお人好しのキツネさんでした。
怖がりのクマくんはお人好しのキツネさんが川のこちら側に来なかったことを不思議に思いながらお人好しのキツネさんに聞こえるようにさけびました。
「お人好しのキツネさんもいっしょに根っこ広場にいこうよ!」
お人好しのキツネさんはおどろき、少ししてから言いました。
「ぼくはいけないんだ、怖がりのクマくん」
お人好しのキツネさんがはずかしそうに笑いました。
「実はぼくね。いろんなものに変身してみんなと遊んだりお手伝いしてたら、元々なんの動物さんだったのかわからなくなっちゃったんだ。そのときにね、ぼく、お父さんとお母さんもわからなくなっちゃったんだ」
「……え?」
お人好しのキツネさんの言葉を聞いて、怖がりのクマくんはとてもおどろきました。
お人好しのキツネさんははずかしそうに言っていますが、お父さん、お母さんがわからなくなるのはとても大変なことです。
もし怖がりのクマくんがそうなったとしたらなんて考えたくもありません。
シーンとした真っ暗な夜、ゴーゴーという風の日、ビリビリビリのカミナリの日、たった一人でふるえていなければいけません。怖がりのクマくんは自分はきっとがまんできずに泣いてしまうと思いました。
「だからね。ぼくはお父さんとお母さんに見つけてもらうために、こっちにいなきゃ」
怖がりのクマくんはお人好しのキツネさんのことが心配になりました。
「そんなのだめだよ。お人好しのキツネさんもいっしょに根っこ広場にいこう。皆といっしょに遊ぼうよ」
そんな怖がりのクマくんの言葉に、お人好しのキツネさんが少し悲しそうな顔をしました。
「ごめんね、怖がりのクマくん。僕は根っこ広場に行けないけどだいじょうぶだよ。心配してくれてありがとう。でも、僕のことよりも君は自分のことを考えないとね。みんな絶対君のことを広場で待ってるよ。だから早くいってあげて」
「でも」
「ぼくはだいじょうぶだよ。きっとお父さん、お母さんはぼくを見つけてくれる。だって、ぼくのお父さんとお母さんなんだもの」
お人好しのキツネさんはそれだけ言うと森の中へとかけていきました。
怖がりのクマくんにはわかりませんでしたが、お人好しのキツネさんはちゃんとわかっていました。
お人好しのキツネさんにだってもう自分がなんの動物なのかわからなくなっているのです。
お人好しのキツネさんのお父さんとお母さんが元々の動物さんから変身してしまったお人好しのキツネさんを見つけたとしても、自分の大切な子供だとは思わないでしょう。
お人好しのキツネさんは、これからもずっと根っこ広場に行くことなく、わからなくなってしまったお父さんとお母さんを一人で待ち続けるのです。
お父さんとお母さんがきっと自分を見つけてくれるからとうそをつきながら。
怖がりのクマくんは、お人好しのキツネさんの姿が見えなくなるととても悲しくなって、走り出しました。
怖がりのクマくんは、どうして悲しいのかわかりません。でも、悲しくて、悲しくて。
怖がりのクマくんは、走って、走って、走りました。
シーンとした夜のまっくらやみの中でも前を見て、大風がゴーゴーとさけび声を上げているときも耳を貸さず、カミナリが地面をビリビリビリビリとゆらす間も足を止めず。
とうとう怖がりのクマさんは大きな逆さ虹の真下へとたどり着きます。
怖がりなクマくんは根っこ広場へ向かったのではありませんでした。
怖がりなクマくんの目の前に見えるのは、みなもにたくさんの葉っぱがうかぶ池。
ドングリを投げこんでお願いすれば願い事がかなう不思議の池、ドングリ池です。
怖がりなクマくんはドングリ池に両手いっぱいのドングリを投げこんでお願いしました。
お人好しのキツネさんがお父さんとお母さんに見つけてもらえますように。
一生けん命なお願いにはたくさんのドングリが必要だと、怖がりのクマくんは思ったのです。
そのとき、怖がりのクマくんにはドングリ池がぴかっと光ったような気がしました。
もしかしたら、気のせいだったのかもしれません。
でも、怖がりのクマくんにはたしかに光ったように見えました。
怖がりのクマくんはドングリ池にお願いし終わると急いで来た道をもどりはじめました。
怖がりのクマくんにはどうしてもしたいことができたからです。
それはお人好しのキツネさんをさそっていっしょに根っこ広場へ行くこと。
怖がりのクマくんは、根っこ広場でお人好しのキツネさんとかけっこをして、かくれんぼをして、ゲームをして、ずっとずっと楽しく遊びたいと考えたのです。
怖がりのクマくんはもうオンボロ橋をわたることが怖いとは思いませんでした。
どれぐらい時間がたったでしょうか。
怖がりのクマくんは毎日楽しそうに根っこ広場を走り回っています。
そのとなりにはいつもお人好しのキツネさんが走り回っていました。
お人好しのキツネさんが根っこ広場の根っこにつかまることは一度もありませんでした。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
クマくんとキツネさんのボーイミーツガールものみたいになってほんとにこれでいいのかと多少悩んだりもしました。
少しでも面白いと思ってくださったなら、うれしいです。
…
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