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第八十六話 後処理とまったり
俺が廊下で、生徒らと魔浄教団員らを見ていると、数人の人が音を立てずに歩いてきた。
「マインさん」
小声で話しかけると、莉沙さんは手を振って、こちらに歩いて来た。
「エルブ、お疲れ様です」
「いえ、マインさんこそ。魔浄教団員の回収ですか?」
「えぇ。私達はあと二分で撤退します。エルブはその後、職員室に向かうなどして、警察が来るまで待っていてください」
「了解」
俺は莉沙さんとの会話で、恙無く魔浄教団員を倒し切ったのだと理解し、少し嬉しく思いながら、莉沙さん達に魔浄教団員を回収してもらい、去っていった所で、生徒らの居る教室に戻った。
「誠、どうだった?」
教室に入ると、すぐに彩芽が話しかけてきた。彩芽は川蝉の事を知っているので、どうだったとは、テロは解決したのか、と言うことであろう。
「もう大丈夫だ。後は警察が来るのを待つだけだ」
「そっか」
彩芽が「ふぅ」と安堵の溜息を吐くと、周りもそれにつられ、緊張した空気からから柔らかいものと変わった。そして誰も俺の言葉を疑うことなく、警察が来るまで、雑談をしながらまったりとしていた。




