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第四十二話 食器洗いは三人で

「ねぇ、刃境さん?」

「はい、何でしょうか?」

 俺たちは三十分ほどの時間をかけ、ぎこちないながらも楽しく談笑しつつ、朝食を済ませた後、三人で分担しながら食器を洗い拭きしていた。そんな時、ふと彩芽が千姫に話しかけた。すると、千姫がノータイムで反応し、続きを促した。そのことに彩芽は驚きの苦笑をし、話した。

「私もさ、刃境さんのこと、名前で呼びたいんだけど……良いかな?」

 その言葉に千姫は、数秒悩むように動きを止め、「別に、良いですよ?」と音の起伏小さい返答をした。その言葉に、彩芽は嬉しそうに微笑み、「ありがとう、千姫ちゃん」と早速名前を呼んで、お礼を言った。その時、ちょうど食器が洗い拭き終わり、俺たちは外に出るための準備をするため、自室に戻った。

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