前へ目次 次へ 14/111 第十四話 生理機能検査室 生物犯罪課に着いた俺と天風は、誰にも止められず、奥の部屋に辿り着いた。 「ホ~」 俺達が追いかけていた梟が鳴きながら、生理機能検査室《せいりきのうけんさしつ》と書かれた看板に留まった。すると、まるで梟の鳴き声が開錠のキーになったかのように、タイミングよく鉄の扉が自動で開いた。どうやらナビゲートはここまでのようで、梟は看板からこちらを見るだけで、動く気はないようだ。 「ここに入るしかないか……」 俺は意を決して扉の奥に天風と共に入った。