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日本皇国、日章旗を胸に  作者: 海空陸一体
形成期(明治~大正初期)
2/19

第二話

この話から10~30話は転生者による歴史改変の話です。

本編に入るまで時間がかかります。末長くお待ちください。



最初は自分でも状況が分からなかった。

なにせ自分が子供の姿にしているのだから。

その後、自分が生まれ変わって、正確には明治時代の子供に成っているのが分かった。

しかも皇族として、名前は珠洲ノ宮成彦と言う。たが私の知る限り、その様な名前は存在しない。

そこで私は考えた。

例え存在がなかったとしても、今、自分はここにいる。

ならば、私はどうする?

私は未来を知ってる、ならばあの悲惨な終戦を変えることが出来るのではないか?

そこからだ、私が行動を開始し始めたのは。


私はまず新しい父と母を説得した。

最初は病気かと心配されたが、私の話を聞くにつれ信用してもらえた。

その際、父はこう言った。

 「私は最初、息子いや君が病気か化生に取りつかれたと思った。けど....私には君の目が、到底嘘をついている様には見えないんだ。だから君を信じよう。私は軍とは伝を持ってないから、軍に入ると成ると君一人で努力するしか。それでもいいのなら私は君を支援しよう。」

  父がそう言うと、母は

「あなたは私がお腹を痛めて産んだ子です。あなたが誰であろうと私の子です。それは忘れないように。....それにアナタ自分の子供にその様言い草はどうかと思いますが?」

「いや....その....」

「いやも、へちまもありません!」

  母が父と目の前でケンカを始めたの見ながら、私の心は渦巻いていた。

 そして....

「だから!....なにを泣いているのですか、成彦?」

  そう、私は涙を流していた。なぜ....

  呆然としていると母は優しく私を抱いた。

「成彦、先程も言いましたがあなたは私の息子です。だから今は、思う存分泣きなさい。これからあなたには苦難が訪れるでしょう。私はただそれを応援します。ほら、アナタもです。」

「あ、いや....その....」

 また父と母が喧嘩を始めた。

 それを見て私は泣きながら笑った。

  すると父と母も私を見て笑った。

  私は心に誓った。

  この幸せな光景を守ろうと、そう誓った。


  私はまず父の紹介の元、明治天皇陛下に謁見した。

 私はこれから訪れるであろう、日の本の未来の話をした。

  それに対して明治天皇は、

「....朕がこれまで帝国の、臣民ためを思い、努力してきた。それが無駄であった、そう申すか?」

明治天皇は毅然としてそう申された。帝国主義全盛期と言える、明治時代、日本を欧州列強と渡り合える、基礎を作り上げた人物に相応しい姿である。

「それは違います。確かに日本は負けました。しかし5年近くアメリカと戦い、その後の復興を成し遂げる源に成ったのは、昭和の血がにじむ努力と、明治に築かれた日本の信念があったからこそと、自分は愚考致します。」

「....であるか。」

 その後、明治天皇陛は私を最大限支援してくださる事を確約なされた。

  その時、私にこう言われた。

『その命、帝国が臣民ために尽くせ。』

  私は静かに答えた。

『臣が命は日の本の民、永久の平和と繁栄の為。』



  歴史は変わり始める。

今回は、私が祖母に聞いた、曾祖母をモデルに書いた、明治の母を出しました。

次回は外伝です。これからもよろしくお願いします。



追記。もうひとつの作品、中途半端に投稿して、

申し訳ありませんでした!!

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