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「…………毎度のことだがお前のすることは俺の理解の範囲を超えてる気がするんだが」



「そう?」




なんでウィッグを外して俺を膝の上に乗せて…何が楽しいんだが…理事長室に入るなりこんな感じで…呆れるよ…マジで。




「そうそう…ココのことだけど…」




俺の青い髪を弄りながらいう理事長……鬱陶しい。




「……藤堂学園は男子校にして全寮制…ってのは知っているよね?」





名前を聞いて感づいてかも知れないがこの学園は俺の叔父が理事長…で色々と諸事情で転校を余儀なくされた…。




「……うん」




「……そう…ココのバ…生徒達というかほとんどが人が同性が恋愛対象…つまり綺麗な子とか可愛い子とかが襲われたり食われたり…コぉラぁ俺には関係ないって顔するな!!」





俺が途中から興味ない顔してたら思いっ切り頬を捻られる…。




「痛い!痛い!!」




叔父さんははぁ…とため息を吐いたあと。




「…あまり油断してると…………こういうことになるよ?」



叔父さんは俺のズボン脱がす…俺は慌てて叔父さんの腕を掴むが俺の自身を揉まれてしまう。




「…あッ…やッ…」




「イキ顔も綺麗だね?」




元気になったソレをしごく手が先走りがたらたらと流れ叔父さんの手を汚していく…俺は叔父さんの顔を熱っぽく見る…叔父さんのいつもの大人っぽいカッコイイ顔が野獣のような表情になっている…。




「……あぐッ…もう…」




「イって?そしてエロい顔を俺に見せて?」




尿道を親指で擦られ俺は淫らな声で鳴く…。




俺は肩で息をしながら叔父さんを睨む…けどうっとりとした顔で俺の太股を撫でるだけで反省してる様子が無い。






「………ということがあるからソウたんも気をつけてね?」





ね?……じゃあねーというかこんなことするのはコイツだけだって…。



イライラし出した俺はくせか貧乏ゆすりをしてしまう。




「えっと…部屋に案内するけど…」




「さっさとしろ!今すぐに!!」




不機嫌な俺にビクビクする叔父さん……なんとなく色々気を使っているのは分かるがそれはそれでこれはこれ…自業自得だね。













……………。





疲れた!ー叔父さんの部下の人があらかじめ荷物を運んでくれたから良いものを…片付けだけでも結構大変…布団とか重いし!ウィッグを付け忘れたら軽く三十分くらい説教されたし!!





ぐったりとリビングのソファーで寝てるとガチャとドアが開く…誰だ?




「………誰だ?俺の部屋で勝手にくつろいで…」




……黒い髪のイケメン…ってこの学園は美形率高いな…まるでドラマみたい…。




「これからお世話になる藤堂 蒼哉です…よろしくね?」




イケメンさんは無表情で俺を睨む……俺なんかした?



「鬘取れてる…」



名前も名乗らないのかよ、俺は名乗ったのに……ってカツラぁ!?



俺は慌てて頭に手を伸ばす…慌てたせいか頭から鬘が落ちる…。




「………………」




「………………」





「…………………単純…」




は?




「な、なんだよ…だましたのか?」




黒髪の麗人はほっぺをかいて気まずそうな顔する…。





「…まさか、こんなに簡単に引っ掛かるとは思わなかったからな…………というかお前…The tear of 7 colorsのリーダーのソウだろ?」






The tear of 7 colors





文字通り七人組みのチーム…やめたわけではないが色々と事情があってこの学園に転校した…チームメイトは戸惑っていたがおおむね納得してくれた……で条件が『ソウだということバレないこと…』




まさか一日でバレるとは…みんなにどう言い訳しよう…。





「黙ってほしいか?」





なんかムカついたというか…はっきり言って八つ当たり…なんだけど。




「…………その前に名前を教えろ!何様のつもりだ!!」




……と素っ気無く言ってしまった、怒ってみんなにバラすと言ったどうするつもりだったんだろ…俺…。




瀬戸セト 煌夜コウヤだ…何様と言うと生徒会長様…あの腹黒の副会長に気に入られるだけあって面白い…」




あの?…司先輩のことか?しかも気に入られたって…。




しかしココの生徒会ってアク強いな…。





「…黙っていてほしい?」




「……うん…」




「なら、ちょっと来い…」




俺の手を力強く瀬戸会長…。



どこに連れてくつもりだろ?






「………俺の部屋だ…適当に座れ」




どこにと思ったら瀬戸会長の部屋…俺は近くにあった椅子を引き寄せて座る。



…ってココには小さいけど部屋にひとつ冷蔵庫があるのか?



「今はこれしかないから我慢しろ」



俺は瀬戸会長から缶コーヒーを渡される。



「…良いですよ…瀬戸会長」




ふぅ~とため息をついて机の椅子に脚を組んで座る瀬戸会長。




俺はどんな無理難題を出されえるか身構える…その様子を見て瀬戸会長が危険な笑みを浮かべたのを知らなかった。




「…黙秘の条件はふたつ……週に二回…生徒会に顔を出すこと……俺の事を瀬戸会長と呼ばない…あと俺はお前のことソウと呼ぶからな」




三つだし…でも簡単だし良いか?てっきり無理難題を出されると覚悟してたから拍子抜け…。




「週二回って曜日は?あとならなんて呼んでいい?」




「それは勝手にしろ…どうせ部屋は一緒だし…」




ならなんで言った…。



「コウで良いか?」



「悪くない…でこっちに来い」



コウは手招きをした…俺がコウ先輩に近づくといきなり手を引き寄せられベットに押し倒される…。




「な、なに?」




「アイドルだけあって良いのは顔だけではないみたいだな?」



T-シャツを捲り上げ乳首を舐めるコウ…思わず喘ぐ俺に口の端を吊るし上げるコウは執拗に乳首を攻める……一度叔父さんに抜かれた息子もすっかり勃上がっている…。




「ふッ…んッ…あッ…イク…」



俺のズボンに手を入れ自身を揉んで乳首を攻めるコウ…。





「ソーウーご飯まだ!?」





叔父さんの呼ぶ声がリビングから聞こえる…。


「……ひゃ!?」



「……残念だったね?また…」



俺の自身の根元を掴んで寸止めしてきた……止められて苦しそうな俺を見てクスと笑うコウ…。



俺はベットの上でぼーっと部屋を出て行ったコウの後ろ姿を眺めた…

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