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勿忘草

作者:悠羽
最終エピソード掲載日:2026/01/08
母の死をきっかけに、主人公はある期間の記憶を失っている。
 それを自覚しないまま、彼は前に進むことを選び、
 今では穏やかな日常を送っている。

 ただ、夕暮れの匂いだけが、
 ときどき名前のない感情を連れてくる。

 かつて「妄想だ」と思い込んでいた彼女の存在。
 顔も名前も思い出せないその女性は、
 友人の話や映画の断片から作り上げた
 理想の存在に過ぎないはずだった。

 しかし、生活の中で起こる小さな違和感や、
 第三者の言葉、そして同じ夕暮れの中ですれ違う後ろ姿が、
 「何もなかった」と信じてきた過去を静かに揺らし始める。

 失われた時間は、本当に空白だったのか。
 それとも、思い出せないだけで、
 確かに存在していたのか。

 記憶を取り戻すことでも、
 関係性を定義することでもなく、
 ただ「残ってしまったもの」と共に生きる選択を描く、
 静かな連作短編。

 忘れられなかった感情に、
 名前を与えずに寄り添う物語。
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