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両親
1
暗くても大丈夫
私はもう慣れたから
だから一人でも大丈夫
パパ、ママいってらっしゃい
私はお家でちゃんといい子で待ってるからね
お家に一人ぼっちも慣れた
冷たいテーブルに不貞寝をして
二人の帰りを待つ
まだかなまだかな
時計の針は夜の十二時
いつもはもっと早く帰ってくるのに
まだかなまだかな
早く帰って来てよ
パパママ……
私を一人にしないで
暗い部屋に
私を捨てないで
冷たい夜に
2
太陽はママで
月はパパ
ママはいつも僕を優しく見守っていてくれて
パパは強くて優しい
ママは毎日僕においしいご飯をつくってくれる
ママの料理は世界一おいしい
パパは僕に色んなことを教えてくれる
だから僕もパパに学校のことを色々教えてあげるんだ
二人は僕にとって宝物
二人にとっても僕は宝物
毎日が楽しく、平安で、安らかで、幸せで
嗚呼……
ずっとこんな生活が続けばいいのに
ずっと、ずっと
「一緒にいたい」
2の詩を書いたのは小学生の頃。ひどく人に褒められた記憶がある。