冒険者ギルドはどこ?とにかくお金が無いの
ビビとセレナは教室でお金の話をしていた。
ビビ:「セレナ、もうお金がないわ。前回のたこ焼き屋さんで使い果たしちゃった。」
セレナ:「そうね、でも大丈夫。私たち異世界からの使者だもの。冒険者ギルドを見つければ、お金を稼ぐ方法があるはずよ。」
ビビ:「そうだわ!さあ、早速冒険者ギルドを探しに行こう!」
二人は学校を飛び出し、街中で冒険者ギルドを探し始めた。しかし、現代の世界には冒険者ギルドなど存在しないことに気づく。
セレナ:「ビビ、どうやら冒険者ギルドは見つからないみたいね。」
ビビ:「そうね。それなら、異世界の罠かしら?それとも、違う方法でお金を稼がなくちゃいけないのかな?」
セレナ:「それが現実的な解決策ね。友達や先生たちからアルバイトの情報を集めてみよう。」
ビビ:「そうだね、そういえば先日、マリアがカフェでバイトしているって言ってたわ。」
セレナ:「そういえば、そうだったわね。彼女にアドバイスをもらったり、他のアルバイトの情報を聞いてみようかしら。」
ビビ:「いいアイデアね!それに、アルバイトを始める前にちょっと休憩がてらお茶を飲みに行くのもいいかも。」
セレナ:「ふふ、ビビったらまたお茶の話になって。でも、私もちょっとお茶が飲みたくなっちゃった。」
ビビ:「ね!それに、お茶を飲みながらマリアに聞いた情報で、どんなアルバイトに挑戦するか考えるのも楽しいでしょ?」
セレナ:「確かに。じゃあ、明日の放課後にマリアを誘って、カフェでお茶を飲みながらアルバイトの話をしよう。」
ビビ:「いいわね!それまでに、私たちもアルバイトに挑戦する準備をしましょう。」
セレナ:「そうね。それにしても、異世界から来た私たちが、現代の世界でアルバイトをするなんて、なんだか不思議な気がするわ。」
ビビ:「確かに、でも私たちにもできることがあるはずよ。それに、新しい経験をするのも楽しいわ。」
セレナ:「そうね。私たちもこの世界で生活していく上で、色々なことに挑戦してみないとわからないこともあるわ。」
ビビ:「まったくそうね。それに、アルバイトを通じて友達も増えるかもしれないし、この世界での経験も豊富になるわ。」
セレナ:「そうだわ。それに、アルバイトをしてお金を稼げば、またたこ焼き屋さんにも行けるかもね。」
ビビ:「うん、たこ焼きが食べられるなら、どんなアルバイトでも頑張れる気がするわ!」
二人は意気投合し、明日の放課後にマリアと一緒にカフェでお茶を飲みながら、アルバイトの情報収集と計画を立てることに決めた。
セレナ:「それにしても、このカフェのケーキも美味しそうね。ビビ、食べたいものはある?」
ビビ:「ええと、ショートケーキが美味しそうね。セレナはどう?」
セレナ:「私もショートケーキがいいわ。マリア、一緒に食べる?」
マリア:「いいえ、大丈夫です。私はちょっとお腹がいっぱいなので。」
ビビとセレナはショートケーキを注文し、楽しくおしゃべりを楽しんでいた。しかし、ケーキを食べ終え、会計の時が来た時、二人は顔を見合わせ、気づいたような表情をする。
ビビ:「そうだったわ!お金がないのにケーキなんて食べられないわね。」
セレナ:「ああ、本当に忘れていたわ。どうしましょう、ビビ?」
その時、マリアが笑って二人に声をかける。
マリア:「大丈夫ですよ、今回は私が建て替えてあげます。ただ、これからはちゃんとお金を管理してくださいね。」
ビビとセレナは恥ずかしそうに頷き、マリアに感謝の言葉を述べる。その日から、二人はお金を稼ぐための冒険を本格的に始めることに決める。今回の失敗を糧に、次のアルバイト挑戦に向けて前向きになるビビとセレナだった。