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暁の帝国 ~第二次世界大戦編~  作者: 川嵜 怜太
激闘! 太平洋”背水作戦”
6/55

真珠湾空襲、演習にあらず!

川村機動部隊を飛び立った第一次攻撃隊は

急降下爆撃機、雷撃機、水平爆撃機に分かれ攻撃を決行した。

直掩機である零龍は250㌔爆弾を抱え急降下爆撃隊随伴と水平爆撃隊随伴で二手に分かれた。


「ったく彩雲改は足が早いな。

600kmはでてるぞ、”流星”じゃ追いつけないってか」


「おい二番機、丸聞こえだぞ!」

士気を高めるが如く、大声で笑った。


パールハーバー海軍基地


「朝からうるさいな。どこの部隊のやつが演習をやっているんだ。」

一人の米軍兵が頭を掻きながら宿舎の玄関から空を仰ぐ。

耳をつんざく噴進機のエンジン音は米軍兵士の脳裏にしっかりと焼き付けられた。

一度目をこする。もう一度、もう一度...



『に、日本軍だ!日本軍の攻撃だ!!!』



空襲警報が軍港一帯に鳴り響くも時すでに遅し。

至る所で煙や業火が上がっている。

統率の取れない対空砲火は零龍どころか流星にもかすりはしない。


《真珠湾空襲、演習にあらず!!》


次々に爆弾が投下され、滑走路は月面のようになり、軍港はまるで地獄絵図だ。

それでも米軍の航空団は一機でも落とそうと離陸を試みる。


「上がらせるわけには行かないんだよ!」

煙の中から突如姿を現す零龍の30㍉機関砲四門により鳥の羽は捥がれた。

対空砲火は衰えるどころか更に増えていた。

米国の底力を日本は始めて思い知らされたが零龍には照準しても当たりはしない。

最大速度984kmの速度と悪魔のような30㍉機関砲四門で航空機を狩る姿から米国から”フライング・デビル(空飛ぶ悪魔)”として後々まで将校の間に広まった。


飛行場爆撃と時を同じくして第一次攻撃隊の雷撃隊は空母を捜索していた。


「空母が見当たりません。」

機銃手があたりを見回しながら空母を探していたが一隻も見つからない。


「今無線が入った、空母エンタープライズは真珠湾西370㌔にいるそうだ。

そして、レキシントンは真珠湾北東400㌔に居るということだ。

つまり俺たちは第二目標である戦艦を沈めればいいわけだ。」

日本の無線技術と電探技術により米艦隊の場所は逐一報告されていた。

雷撃隊は低空で雷撃体制をとり、米戦艦アリゾナ、オクラホマが海の藻屑と化した。


そして、第二次攻撃隊が到着し真珠湾攻撃は見事日本軍の大勝利に終えた。

戦果は米戦艦5隻撃沈三隻大破と大戦果である。

また、自軍の航空機の損害は七機未帰還損傷48機であった。

参加した航空機は372機、歴史書では空母は四隻であったがこの作戦に参加した

空母は六隻であった。


そして、川村機動部隊に随伴していた新艦種”強襲揚陸艦”八丈”2番艦”桜”が僅かな抵抗を排除

し、真珠湾は日本の占領下になった。

八丈型強襲揚陸艦は全長207m排水量45000tであり大型の戦車を積むことができ、

今までの揚陸艦とは全く違った運用をすることができる。

当分の間、二隻は仮司令部として機能する。


そして、真珠湾攻撃は全世界の注目の的となるのであった。

読んでくださりありがとうございました!

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